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国道15号線沿線の徒歩帰宅者支援対策 実地訓練

更新日:2015年2月19日

国道15号を横断する徒歩帰宅者役
情報収集する本部員役支援本部の様子一時滞在施設の受け入れ訓練誘導に従って移動旧東海道を徒歩で移動目的地に到着
~都内初 帰宅支援対象道路での徒歩帰宅者支援対策訓練を実施~

「国道15号線徒歩帰宅者支援対策訓練」が2月18日(水)、品川第二区民集会所(南品川5-3-20)と東京サラヤ株式会社(東品川1-25-8)で実施されました。都指定の帰宅支援対象道路(16路線)において、徒歩帰宅者支援対策の実地訓練を実施するのは、都内で初めてです。

主催したのは、「国道15号線徒歩帰宅者支援対策協議会」と品川区。平成25年12月に発足した同協議会は、国道15号線沿線の町会・商店街の代表者、事業所や私立学校、警察、消防、区など、約50の団体で構成されています。平成26年2月に図上訓練を実施し、その後も検討を進め、9月に独自の徒歩帰宅者支援ルールを策定しました。

今回の訓練は、2月15日の午後3時に、首都直下地震(マグニチュード7.5、品川区の震度6強)が発生し、発災後4日目の18日には、区内一時滞在施設で受け入れていた滞在者や都内事業所の従業員が、徒歩で帰宅をはじめるという想定で実施。

約50人の参加者は、「本部員」役と「徒歩帰宅者」役に分かれ、相互に連携をとりながら訓練を進めました。「本部員」役は、支援ルールに基づき、品川第二区民集会所に徒歩帰宅者支援本部を設置。徒歩帰宅者に対して、道路破損による迂回路の情報提供や誘導員の配備、応急救護、簡易トイレ設置等の訓練を行いました。「徒歩帰宅者」役は、東京サラヤ(株)で一時滞在施設の受け入れ訓練を実施後、本部からの指示や誘導を頼りに、目的地(品川第二区民集会所)までの道のり約1.5キロメートルを徒歩で移動しました。

訓練を終え、徒歩帰宅者役からは、「実際に歩いてみると、会社に3日間滞在した後の体力と気力が低下した状態では、徒歩帰宅は想像以上に大きな負担だと実感した」などの感想が寄せられました。同協議会の篠原正勝会長は、「実際に本部員役、徒歩帰宅者役として活動してみて、新たに見つかった課題をもとに、支援ルールの見直しなどに生かしたい」と訓練を振り返りました。

今後は、他自治体と連携し、都内全域での徒歩帰宅者支援の取り組みになるように、活動の活性化を図ります。