パン屋さんの“ワニ”がしながわ水族館でデビューか 「しながわご当地パン」表彰式

更新日:平成28年3月15日

記念撮影
ワニパン館長から表彰状授与店舗外観
2月27日(土)・28日(日)の2日間にわたって開催された「しながわご当地パン コンテスト2016 inしながわ水族館」の表彰式が3月15日(火)、グランプリを獲得したヨシナカベーカリー(小山2-14-2)の店内で行われ、同水族館の野田館長から表彰状が手渡されました。

 水族館とパン販売店とがコラボレーションした全国的にも珍しいこのイベントは、品川区の魅力をPRすることを目的に、区内でパンを取り扱う販売店から品川区を代表する“しながわご当地パン”を選出するというもの。イベントには、区内のパン販売店7店が参加し、水族館にちなんで、ワニ、カメ、カニといったおなじみのものから、テッポウウオ、ピラルクー、チンアナゴといった特徴的なものまで、海の生き物をイメージしたパンなど、合計8品が出品され、イベント期間中に来館者が気に入ったパンに一票を投じました。

 見事“しながわご当地パン”に選出されたのは、総得票数961票のうち195票を獲得したヨシナカベーカリー(小山2-14-2)の「ワニパン」(税込183円)。今後、しながわ水族館での販売も予定しています。

 ヨシナカベーカリーは、60種以上の手づくりパンを販売する、昔から地元に愛されているパン屋さん。「ワニパン」は、かわいらしい目と大きな口、背中のトゲトゲが特徴で、中に板チョコが入っています。同店で20年以上前から製造・販売されている子どもに大人気の商品で、大人になっても買いに来るファンもいるとか。また、同店では、ワニ以外にも、ペンギン、カメ、カニなど様々な海の生き物の形をしたパンも製造・販売しています。夏には、水色に飾り付けた棚にそれらのパンを並べた「ヨシナカ水族館」コーナーをつくり、来店する人を楽しませているそうです。「ヨシナカ水族館」でも親しまれている“ワニ”は、しながわ水族館へと活躍の場を広げようとしています。

 同店の店主 吉(正しくは土に口)仲さんは、「水族館のお客さんに選んでいただき、驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。これからも、地域に愛され、皆さんが幸せになれるようなパンをつくっていきたい」と語りました。

 ※しながわ水族館にワニの展示はありません。