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中学生向け国際人育成ワークショップ「Bushido2016」発表会 日本文化を英語で発表

更新日:2016年8月2日

和敬静寂
発表を聞く外国人克己心の説明空手の形「だしとニッポン」グループだしの歴史の説明お茶菓子の作法
~プロから学び 英語で伝える 日本の文化~

 中学生向け国際人育成ワークショップ「Bushido2016」発表会が7月30日(土)、五反田文化センター(西五反田6-5-1)で行われました。

 このワークショップは、2020年東京五輪・パラリンピックに向け、日本の文化を外国人にも説明できる真の国際人を育成することを目的とした、4日間で行われるプログラム。今回、品川区内在住の中学生17人が参加し、「空手とニッポン」「だしとニッポン」「茶道とニッポン」の3テーマに分かれ、最初の2日間で各分野のプロから指導を受け、その後、英語によるプレゼンテーションの準備を行ってきました。最終回のこの日は、CSR活動の一環として準備段階から参加しているゴールドマン・サックスの外国人等を前に、全て英語で発表しました。

 「空手とニッポン」グループは、「道」や「克己心(こっきしん)」という言葉を英語で解説し、突きや蹴りなどの形を披露。ゴールドマン・サックスの社員たちも前に出て、一緒に空手の形を体験しました。「だしとニッポン」グループは、だしの種類や歴史を英語で解説しました。また、自分たちで組み合わせを考えて当日作った2種類のだし“本枯れ節と真昆布”“鮪節と羅臼昆布”を振る舞い、どちらが好みの味か問いかける場面も。この日初めて“だし”というものを知ったという外国人もいました。「茶道とニッポン」は2つのグループがプレゼンに挑戦。両グループとも茶道の精神を表現した“和敬清寂”について英語で解説したほか、お茶のたて方やお菓子の作法を実演したり、裏千家流のお辞儀の種類についてクイズを出題したりと、それぞれ趣向を凝らしていました。

 英語での発表を終えた中学生たちは、「学んだ“克己心”という言葉を胸に、これからいやなことから逃げず、誘惑に負けないように頑張りたい」「辞書にも載っていないような英訳が難しい言葉もあった」「実際に英語で話すことができたのは貴重な体験でした」などと感想を述べ、日本文化の精神などを学んだと同時に、英語に訳して伝えることの難しさや大切さを実感した様子でした。