品川区制70周年記念 品川歴史館特別展「品川産業事始」開催

更新日:平成28年10月8日

内覧会の様子 大崎駅開業と目黒川に広がる工場
学芸員からの資料説明を聞く様子内覧会の様子 豆電球製造機械内覧会の様子 熱心に資料をみる観覧者内覧会の様子 「幻の県 品川県」特別展パンフレット内覧会の様子 資料を一つ一つ見る観覧者
品川歴史館(大井6-11-1)では、10月9日(日)から12月4日(日)まで、品川区制70周年記念 品川歴史館特別展「品川産業事始-日本を支えた近代産業群-」を開催します。

 明治時代、目黒川沿いに近代産業の基礎を作り上げた工場地帯が誕生しました。その後、大正時代になると、現在の大井町駅付近に鉄道院大井工場などが誕生。この付近は工場地帯へと変貌し、品川の産業はさらなる発展を遂げました。
 特別展では、日本の近代化に大きく寄与した品川の産業を取り上げながら、明治から昭和の品川の歴史をひもとく展示をおこないます。

 一般公開に先立ち8日(土)に内覧会が行われ、中川原副区長や大沢区議会議長、町会・自治会関係者など約80人が観覧しました。主催者を代表して中川原副区長が、「今回の特別展では、揃う限りの資料をご用意しています。品川の産業を振り返るとともに、これからのものづくりの街としてのエネルギーの源となってほしい」とあいさつしました。

 学芸員の手により集められた近代産業の基礎となったガラスや耐火煉瓦など約150点にも渡る多くの資料を展示。観覧者は、学芸員の解説を聞いた後、展示資料を一点一点ていねいに見て回っていました。

【展示内容】 
 第1章 幻の県 品川県 
 第2章 目黒川に開けた近代産業誕生の地 
 第3章 江戸野菜から近代的農園へ 
 第4章 大崎駅開業と目黒川に広がる工場         
 第5章 鉄道院大井工場誕生と大井地域の発展 
 第6章 その後の工場の行方

【会  期】  
 開催期間 平成28年10月9日(日)~12月4日(日)
 開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
 休館日  月曜日(10月10日を除く)、10月11日(火)
 観覧料  一般 300円、小中学生 100円
      ※品川区立小・中学生、70歳以上、障害のある方は無料