区訪問のジュネーヴ市長と事務総長を歓迎

更新日:平成28年10月18日

記念撮影
区役所正面玄関で歓迎セレモニー濱野区長がバラゾン市長らを出迎え懇談バラゾン市長(左側)とモレ事務総長記念品を受け取るバラゾン市長参加者一人ひとりに記念品を渡すバラゾン市長
スイス国ジュネーヴ市のギョーム・バラゾン市長とジャック・モレ事務総長が平成28年10月18日(火)、区役所を訪れました。

 この日、区職員が正面玄関で「ウェルカム トゥ シナガワ」と元気な英語での声掛けで歓迎し、花束贈呈のセレモニーも実施。バラゾン市長らは「こうした手作りの心温まる出迎えは初めてです」と感激していました。

 続いて、濱野区長が区長室前で自ら出迎え、会場へ案内。品川区・ジュネーヴ市友好憲章25周年記念と友好憲章のコミュニケ署名のために、同市を訪問した品川区議会議員らも同席しました。

 バラゾン市長と再会した濱野区長は「ジュネーヴ市長として15年ぶりに品川区を訪問いただきました。先月、ジュネーヴを訪問した時の思い出を振り返りながら、この約1か月の間、楽しく過ごさせていただいています」と喜び、また、モレ事務総長に「事務総長に区を訪問いただいのは今回が初めてです。ジュネーヴ市をマネジメントしている事務総長にお会いでき光栄です」と訪問を歓迎しました。

 昨日、お互いの交流の契機となった品川寺(ほんせんじ)を訪れたバラゾン市長は「お会いする機会をいただき感謝しています。ジュネーヴを公式訪問いただいたことが良い思い出、温かい思い出となっています」とあいさつし懇談がスタート。話題は福祉・産業・区民の交流のあり方・日本の超伝導リニア事業など多岐にわたりました。その後、バラゾン市長は「今後は、こうしてお会いできる機会を増やせればと思います。公務、プライベートを問わず、再びジュネーヴに来てほしい。その際には、ぜひフォンデュを召し上がって」とし、濱野区長も「時間ができましたらアルプスの山々を見たり、スイス・ロマンド管弦楽団のオーケストラを聴きに訪問したい」と近い将来の再会を約束しました。

 最後に、濱野区長からバラゾン市長とモレ事務総長に、記念品として江戸切子のペアグラスと「しながわ百景 品川区制70周年記念」オリジナル フレーム切手などを手渡し、バラゾン市長から参加者一人ひとりに、ジュネーヴ製の筆記用具が贈られました。

 今回、短い滞在ではありましたが濃密な時間を過ごし交流を深めることができました。