多様性尊重「普通ってなに~違うことを認め合う」講座 開催

更新日:平成30年7月10日

講座の様子

講義する中島さんメモを取る参加者パワポの1枚

 多様性尊重 講座と映画会「普通ってなに~違うことを認め合う~」の初回「゛性のふつう”ってなんだろう?-LGBTを知っていますか?」が平成30年7月10日(火)午後6時30分から、男女共同参画センター(大井町駅前・きゅりあん内)で行われました。

 これは、人はみな一人ひとり違うということを認識し、自分とは違うさまざまな生き方を認め合う大切さを講座と映画を通して考えようというもの。第1回は、教育現場や行政などで多様な生き方と性に関する研修会講師を務めている武蔵野大学大学院の中島潤さんが「自分を構成する要素の一部を隠さなければならないと感じること = 人権が守られていないということ」「すべての人が自分らしく生きる権利を持っている」をテーマに講義。「性は見た目の性だけでなく、自分が感じる性、遺伝子レベルの性など多様な要素があり、一人ひとり異なる」こと、「必要なのは、特定の少数者への理解ではなく、すべての人の性の人権という考え方」と、性の多様性についての正しい情報と知識を持ってほしいと語り、参加者は、ワークを通して「無意識に男女分けしている」こと「あたりまえ」や「~らしさ」が自由を制限していることに気づくことの大切さを学びました。

 今月24日には、生田斗真がトランスジェンダーの女性を演じた映画の上映会を予定しています。講座は受付を締め切りましたが、映画会は、まだ席に余裕があります。この機会に、LGBTなど性の多様性について考えてみませんか。

【映画「彼らが本気で編むときは、」上映会】
日時:7月24日(火) 午後6時30分~8時45分(開場:午後6時)
場所:きゅりあん(JR大井町駅前)小ホール
内容:トランスジェンダーのリンコと彼女を受け入れる恋人のマキオ。二人の前に現れた愛を知らない孤独な少女トモ。
   3人がそれぞれの幸せを見つけるまでの、心温まる特別な60日間。さまざまな生き方や家族の形、お互いを認め合う大切さを描く。 
申し込み・問い合せ:男女共同参画担当 電話 03-5479-4104(平日 午前9時~午後5時)まで