品川区職員が研修で「おたがいさま運動」

更新日:平成30年11月21日

DVD視聴

講師聴導犬

 品川区で、区職員30人が平成30年11月21日、「おたがいさま運動」研修を受講しました。

 おたがいさま運動とは、だれもが普通に暮らせるまちづくりを目指して、困っている人がいたら助ける、困ったときは助けてと言える「支えあいのまちづくり」を推進する運動です。職員も運動の趣旨を理解し、親切、丁寧な区民対応に生かすことを目的に、毎年研修として行っています。

 最初に、普及啓発DVD「みんなができる“すべての人にやさしいまちづくり”について考えよう!」を視聴。その後、聴導犬ユーザーの安藤 美紀さんが「生まれたときから全く耳がきこえず、聴導犬と出会うまでの苦労したこと」などを、可愛らしいイラストのスライドを使い、時折笑いを交えながら明るく講演するとともに、聴導犬協会職員による「聴導犬がどのようにして目覚ましの音を知らせるか」のデモンストレーションを行いましたました。

 さらに、2人一組で高齢者疑似体験、高齢者介助体験を行い、高齢者と高齢者を介助するにあたっての注意点などについての理解を深めました。
 
 受講者からは「高齢者疑似体験では想像以上に体が不自由になった。もっと高齢者の周囲に注意を払うようにしたい」「困っている人に意識を向けて生活したい」などの感想が出され、一様に「有意義な時間だった」と話していました。