おたがいさま運動

更新日:平成31年2月27日

おたがいさま運動とは

区では、「品川区地域福祉計画」に基づき、区民や事業者とともに「おたがいさま運動」を推進しています。

この運動は、困っている人がいたら助ける、困ったときは「助けて」と言える、そんなことがあたりまえにできる「支え合いのまちづくり」をみんなで進めていくための運動です。

平成24年度には「おたがいさま運動」を進めるための標語を募集し、「おたがいさま こころをつなぐ ありがとう」が選ばれました。
この言葉には、「困ったときはおたがいさま」という気持ちと、「ありがとう」の感謝の気持ちが、心でつながりあうようにとの願いが込められています。この言葉を合言葉に、10月を「おたがいさま運動」推進月間として更に運動を推進していきます。

この運動の普及啓発用DVD「みんなで進めよう“人にやさしいまちづくり”」、「みんなで進めよう!おたがいさま運動」は、youtube品川区公式チャンネル「しながわネットTV」で公開しています。ぜひご覧ください。

あわせて、区では「おたがいさま運動」の基になっているユニバーサルデザインの考え方などについても普及啓発を進めています。

身近にできるおたがいさま運動

「おたがいさま運動」では、困ったときにちょっとした手助けでお互いが笑顔になれる、そんな関係が大切です。
街中にも、誰にでもちょっとした心がけでできる「おたがいさま運動」があります。

例えばこんなこと

 おたがいさま運動(点字ブロック) 視覚障害者誘導ブロックの上や通路、案内表示の前などに、自転車や看板、荷物などを置いて、歩行者の通行をさまたげないようにしましょう。 
 おたがいさま運動(補助犬)  からだの不自由な人が連れているハーネス(胴輪)や表示のある胴着を着用している補助犬は、「お仕事中」です。話しかけたり、触ったりしないようにしましょう。
 おたがいさま運動(席譲り)  電車やバスのなかで、妊婦さんやけがをしている人、体調のすぐれない人などが立っていると、転倒などの危険もあります。席を譲るなど、できることがないか声をかけてみましょう。

まちなかにあるさまざまな思いやりを示すマーク

マタニティマーク   マタニティマークの画像 妊娠初期の妊婦さんなどは、外見からは、妊婦であるかどうか判断しにくいことも多いため、妊婦さんが交通機関などを利用する際に身につけ、周囲に妊婦であることを示すマークです。 
身体障害者補助犬マーク  補助犬マークの画像 「ほじょ犬マーク」とのいい、店舗や施設などへ補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)の同伴を積極的に取り入れていることを示すマークです。
ヘルプマーク  ヘルプマークの画像 義足や人工関節を使用している人、内部障害や難病の人、妊娠初期の人など、援助や配慮を必要としていることが外見からはわからない人が、周囲に配慮を必要としていることを知らせるマークです。

このほかにも、さまざまなマークがあります。それぞれの意味を正しく理解して、支えあいのまちづくりを進めましょう。

お問い合わせ

福祉計画課 地域包括ケア推進係
 電話:03-5742-6914  FAX:03-5742-6797