源氏前小学校でコロンビアア大使館員を招きコロンビア料理によるグローバル給食

更新日:平成31年2月14日

5年生クラスで食後の交流をするポサダ臨時代理大使 この日はコロンビア料理の給食


守田校長による講師紹介 コロンビアを紹介する授業 児童の質問に丁寧に答えるポサダ臨時代理大使

「いただきます」の挨拶で給食開始 児童とコロンビア給食を楽しむポサダ臨時代理大使 児童との給食を楽しむ大使館員

児童の質問に答えるポサダ臨時代理大使 お礼の挨拶と記念品の贈呈 校内に展示中の世界ともだちプロジェクトの案内

 学校給食を通じて国際交流を図る“グローバル給食”が平成31年2月14日(木)、源氏前小学校(中延6-2-18)で開催され、コロンビア共和国大使館(上大崎3-10-53)のアレハンドロ・ポサダ臨時代理大使ら3人が、5年生と一緒にコロンビア料理の給食を通して交流を図りました。

 源氏前小学校では、東京2020大会に向け「世界ともだちプロジェクト」でコロンビア共和国について学習していることから、昨年11月26日に大使館員を招いて和食メニューによるグローバル給食を実施しました。今回は事前に学校の給食関係者が大使館に赴き、公邸料理人からコロンビア料理を学び、大使館直伝のコロンビア料理を給食にアレンジして提供することとなり、この日、グローバル給食を迎えたものです。

 ポサダ臨時代理大使による授業も行われ、全校児童を前に映像を用いてコロンビアが紹介されました。世界的に有名なコロンビアのものとして、ロドリゲス選手に代表されるサッカー、世界的においしいと言われているコーヒー等々。そして、コロンビアの位置、日本からは飛行機で24時間かかること、国旗に描かれた3色の意味等を、身振り手振り、豊な表情で児童たちに話しかけました。
 質問時間では、「ポサダさんの好きな動物は何ですか、好きな料理は何ですか」「コロンビアには世界遺産がいくつありますか」「アマゾンには何種類の動物がいますか」等、多くの質問が出されましたが、ポサダ臨時代理大使は一つひとつに丁寧に分かりやすく答えていました。
 最後にコロンビアの母国語であるスペイン語のミニレッスンが行われ、「ブエナス タルデス」(こんにちは)、「コモ エスタ?」(お元気ですか?)、「アディオス」(さようなら)等、日常会話で使用することばを全員で何度も復唱しました。

 給食の時間では、ポサダ臨時代理大使らが5年生の教室を訪れ、児童と一緒に給食を楽しむ“グローバル給食”が始まりました。この日のメニューは、アロス・コン・ポヨ(米と鶏肉を主材料にした混ぜご飯)、アヒアコ(スープ)、トルタ・デ・バナノ(オレンジジュース入りバナナケーキ)と牛乳です。特にアヒアコは、数種のジャガイモ、トウモロコシや鶏肉等を使用する、コロンビアでは一般的な伝統料理とのことです。初めてコロンビア料理を口にしたという児童からは、「スープがおいしかった。いろいろの材料の味が出ていた」「コロンビア料理というとワイルドなイメージがあったが、意外と滑らかな味だった」「ケーキには、オレンジとバナナの味がしみていた」等の感想が寄せられました。
 最後に児童からお礼のあいさつが述べられ、記念品が臨時代理大使にプレンゼントされました。

 また、グローバル給食終了後、ポサダ臨時代理大使は給食関係の皆さんと会見。「あなたたちがいなければ今日の素晴らしいこの成功はなかった」と直接お礼を言う場面がありました。