品川歴史館特別展「中世寺院と品川-妙国寺の歴史と寺宝-」開催

更新日:令和元年10月5日

 展示品を観覧している参加者 

   天妙国寺の藤崎住職のあいさつ 展示品の内容資料を見る参加者   特別展を観覧する様子

   特別展を見てまわる様子 特別展展示品 特別展会場の様子

 区立品川歴史館(大井6-11-1)では、令和元年10月6日(日)から12月1日(日)まで、品川歴史館特別展「中世寺院と品川-妙国寺の歴史と寺宝-」を開催しています。

 南品川の妙国寺(現・天妙国寺)は、中世に由緒を持つ古い寺院で、江戸時代には徳川将軍家の御膳所(お休みどころ)や、触頭(幕府のお触れを伝える役割)となりました。
 特別展では、妙国寺の歴史を中心に、中世から近世初頭にかけての品川の歴史をとりあげます。
 また、東京都指定文化財「妙国寺文書」、品川区指定文化財「宝塔絵曼茶羅(ほうとうえまんだら)」の修復完了を受け、文化財の保存と後世への継承についても紹介します。

 同館は、一般公開に先立ち5日(土)に内覧会を開催し、渡辺区議会議長、桑村副区長、町会・自治会関係者など約70人が参加しました。
 特別展の開催にあたり、天妙国寺 藤崎 行学 住職は「中世から近世にかけ日什(にちじゅう)門流が、なぜ品川で栄えたのかなど、特別展をとおして品川の歴史を多くの方に知ってもらえたらと思います」とあいさつしました。参加者は、学芸員の解説を聞き、展示資料を一点一点見てまわりました。
 
 この機会に、ぜひ品川歴史館にお越しください。

【主な展示史料】
 ・妙国寺絵図(天妙国寺所蔵・品川歴史館寄託)※展示期間:11月6日~12月1日(10月6日~11月4日:複製展示) 
 ・唯我尊霊百日記(妙本寺所蔵)
 ・妙国寺北遺跡出土遺物(品川区教育委員会所蔵)
 ・宝塔絵曼茶羅(天妙国寺所蔵・品川歴史館寄託))※展示期間:10月6日~11月4日(11月6日~12月1日:複製展示)
 ・妙国寺門前明細絵図(南品川宿名主利田家文書・立正大学所蔵・品川歴史館寄託))※展示期間:10月6日~11月4日

【会   期】  
 開催期間 令和元年10月6日(日)~12月1日(日)
 開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
 休館日  月曜日(10月14日、11月4日を除く)、10月15日(火)、11月5日(火)
 観覧料  一般 300円、小中学生 100円
      ※品川区立の小・中学生、70歳以上の方、障害のある方は無料