梅雨入りを前に自主避難施設開設訓練実施

更新日:令和3年5月22日

受付場所設営の様子
避難スペース確認 受付台を設置 避難所看板取り付け作業 要配慮者スペース確保

備品の運び込み 間仕切りテントの設置 車イスでも入れる間仕切り テントノ留め具はクリップ

手指消毒液と健康チェックボード サーモグラフィー ペット飼育エリアを確認 ペット同行者スペース

エアーマット 簡易ベッド 完成した間仕切りテントを確認

 令和3年5月22日(土)、梅雨入りを前に区職員約80人が参加し自主避難施設開設訓練を行いました。

 自主避難施設とは、被害が予測されるような台風接近時等に際し、自宅での待機に不安を持つ区民の方を受け入れるために、区職員が開設・運営する一時的な滞在場所です。品川区では、13地区に計15カ所の自主避難施設を指定しています。この日は、豊葉の杜学園(荏原第五地区)、芳水小学校(大崎第二地区)、城南小学校(品川第二地区)、立会小学校(大井第一地区)の4カ所で一斉に訓練を行いました。

 豊葉の杜学園では、自主避難施設として使用する場所と倉庫の備蓄品などを確認した後、手分けして表示板の掲示や受付、避難者の受け入れスペースの設置などを行いました。

 新型コロナウイルス感染症対策として、受付にはサーマルカメラや非接触体温計、手指消毒液、健康チェックシートなどを用意。避難者の受け入れスペースには、間仕切りテントを1メートル間隔に設置し、車いすで入れる間仕切りテントや簡易ベッド、畳の部屋など配慮が必要な方のための設備・スペース、ペットを連れての避難者のためのエリアの確保と、いざというときに備え様々な事情がある方の受け入れを想定した設営訓練を行いました。

 訓練の様子を視察した和氣副区長は「令和元年の台風の時のように、このような施設を活用しなければならない事態は必ず起きます。その時にスムーズに区民を受け入れるためには、日頃から訓練を通して慣れておく必要があります。避難施設は、昔のように床に雑魚寝するのではなく、それぞれの事情やプライバシーなどに配慮したスペースが必要です」と職員を激励し、施設内各所の設営状況を確認しました。

 
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