品川区認知症講演会を無観客で開催

更新日:令和3年9月21日

講演会を撮影する様子
司会と講師の石山教授 石山教授のアップ スライド画面
会場広め トークセッションで話す女性のアップ トークセッションの3人 

  品川区認知症講演会を令和3年9月21日(火)、平塚橋ゆうゆうプラザ(西中延1-2-8)で開催しました。

 この講演会は、9月の世界アルツハイマー月間にあわせて開催したもの。今回のテーマは「ケアマネジメントから探る認知症ケアの可能性」~科学的なケアと生活支援の手法~です。有観客での実施予定でしたが、新型コロナウイルスの感染予防のため、会場規模を縮小し無観客での開催となりました。

 第1部は、国際医療福祉大学大学院の石山麗子教授を講師に招き基調講演を実施。認知症の定義のほか、国が推奨するケアマネジメントの標準化について、品川区では全国に先駆けて研修・実践していることを紹介しました。また、生活状態を科学的にみて、教えていくことの大切さを説明しました。

 第2部は、品川区高齢者福祉課課長補佐が司会、石山教授がオブザーバーとなり、品川区介護支援専門員連絡協議会会長の鈴木たづ子さん、副会長の藤井江美さん、部会長の齊藤則子さんを交えてトークセッションを行いました。
同協議会の3人が、協議会の取り組みや実際にどのような認知症ケアを行っているのかを紹介。最後に鈴木さんが「倫理と法、基本ケアの習得からケアマネジメントの標準化、生活支援記録法の習得の3つを柱に、ケア技術の向上に努めます」と話し、トークセッションをしめました。

 品川区では世界アルツハイマー月間にあわせ、とうきょう認知症希望大使の岩田美枝さんが書いた書を元にした懸垂幕の掲揚や認知症パネル展などを実施しています。