“防災サッカー”の活動報告のためFC東京が区を訪問

更新日:令和3年12月1日

活動報告

VR体験 VR画面 ユニホーム交換

 区内で開催した“防災サッカー”の活動報告のため、プロサッカークラブのFC東京が令和3年12月1日(水)、しながわ防災体験館(区役所第二庁舎2階)を訪れました。

 FC東京はこれまで、小・中・義務教育学校での体験授業や講演会、品川区少年サッカー連盟や区内商店街との連携事業などを中心に品川区と交流を深めています。今回は、11月13日(土)に戸越銀座商店街連合会、同月21日(日)に大崎第一地区防災協議会にて実施した“防災サッカー”について活動報告をしました。防災サッカーとは、防災とサッカーを掛け合わせた今までないワークショップです。従来の防災訓練を新しく面白くし、子どもたちが参加するきっかけになるよう、サッカーを通じて防災について楽みながら学べる内容になっています。

 活動報告を受けて、区の担当者は「区では防災の啓発に力を入れています。防災の意識を日常生活に取り込んでもらうことが大切なので、FC東京と一緒に取り組むことで、子どもたちやその家族が楽しみながら防災を学べるのはありがたい」と話しました。

 また、活動報告に先立ち、FC東京の担当者がVRを活用した「区民避難所体験サイト~VRでジージョくんと一緒に防災訓練~」を体験。本日開設されたこのサイトは、区民避難所をVR化し、サイト内でしながわ防災キャラクター「ジージョくん」と避難所内の受付の流れや避難所内の環境を体験することができます。新型コロナウイルス感染症の影響により、避難所訓練の規模縮小や中止が続く中、VR体験サイトを活用することで、実際の訓練に参加できない方でも区内避難所のイメージを事前に把握してもらうことが可能。また、地域の避難所訓練に参加する機会の少ない若年層の視聴も期待しています。

 12月4日(土)、区は区内一斉防災訓練を実施する一方、FC東京は今季最終戦を迎えるとあって、お互いの健闘を祈りユニホーム交換を行いました。