しながわ子ども食堂フォーラム2022開催~子どもたちの未来を支えよう~

更新日:令和4年6月25日

トークライブ第一部広め
実行委員長あいさつ 桑村副区長あいさつ 客席の様子
トークライブ出演者 メモを取る観客 トークライブ第三部
企業3社によるトークライブ 子ども食堂を応援する企業の取り組みパネル 子ども食堂への子どもたちの感想メッセージ
子ども食堂相談 フードドライブへ寄付する人 フードドライブで集まった食材

 「しながわ子ども食堂フォーラム2022~子どもたちの未来を支えよう~」が、令和4年6月25日(土)、中小企業センター(西品川1-28-3)で開催され、子ども食堂について語り合うトークライブ、子ども食堂の取り組みについてのパネル展示などが行われました。

 このフォーラムは、しながわ子ども食堂ネットワーク実行委員会事務局・品川区社会福祉協議会・品川区が共催し今年で6回目の開催。子どもの居場所である“子ども食堂”を継続的に地域で支え育てるために、支援のあり方や取り組みを紹介し、子ども食堂への理解を深めるため実施しており、区内の子ども食堂の運営者や協力企業のほか、活動に関心のある区民などが参加しました。

 フォーラムの開会にあたり、桑村副区長が「子ども食堂の運営者やボランティアの皆さん、子ども食堂を支援していただいている企業の皆さんに、厚くお礼を申しあげます。品川区も引き続き子ども食堂を応援していきます」と感謝の気持ちを伝えました。

 続いて、子ども食堂の運営者が、「子ども食堂の開設までの経緯」「子どもたちとのエピソード」「子ども食堂の現状と解決策」などについてトークライブを行いました。また、城南信用金庫、(株)トリドールホールディングス、日本ペイント・インダストリアルコーティングス(株)の3社が、「地域と企業が担う役割、企業として何ができるか」「企業が支える子どもたちの未来」をテーマに話し合い、会場の皆さんも熱心に聞いていました。

 この他、子ども食堂の活動や企業の支援活動等を紹介するパネル展示や相談コーナーのほか、家庭で食べきれない食べ物を持ち寄り、地域の福祉団体や子ども食堂などに寄贈する活動である「フードドライブ」なども実施され、子どもの食について考えるイベントとなりました。

 実行委員長で子ども食堂「オリーブの樹」の運営者である根岸美絵子さんは「子どもたちから『子ども食堂に来ると楽しく食事ができる。特にごはんと味噌汁がおいしい』と励まされています。気軽に行くことができる子ども食堂を目指したいです」と運営者としての思いを話した上で「今回のフォーラムも皆さんの協力があって開催することできました。子ども食堂に携わる地域の人たちでつくるこのフォーラムを体験してとても勉強になり、これからも子ども食堂を継続していきたいと思います」と感想を述べていました。

 しながわ子ども食堂ネットワークとは、区内子ども食堂の新規開設や運営継続を支援するため、開設のノウハウや運営上の悩み、物品の提供情報等を共有する会議体で、品川区が運営する事業です。