品川区・早川町 ふるさと交流30周年記念式典

更新日:令和4年6月25日

濱野区長と辻町長がきぼうの鐘を鳴らす様子
  
  
  
  
  

 令和4年6月25日(土)に、山梨県早川町の“マウントしながわ”で、品川区・早川町ふるさと交流30周年記念式典を開催しました。

 品川区と早川町は、平成2年4月19日に「ふるさと交流協定」を結び、これまでさまざまな交流事業を実施。平成19年には、早川町京ヶ島地区にある広さ4万平方メートル、標高482メートルの通称「丸山」を品川区民のふるさとの山“マウントしながわ”として、早川町から区が無償で提供を受け、里山再生事業を行っています。

 式典では、濱野 健区長が「交流をとおして、区民も早川町を第二のふるさとと感じています。これからも交流を続け、さらなる連携を深めてまいりたいと思います」と伝え、辻一幸町長(つじは正しくは1点しんにょう)は「30周年を一つの節目とし、町民一丸となってさらに深い関係を結んでいきたいと思います」とあいさつ。

 その後、交流30周年を記念し、長きにわたり交流を続けたことで「品川区と早川町のきずなが深まった」という意味を込めて命名した“きずなの鐘”が披露され、濱野区長と辻町長が、交流の継続を願い鐘を鳴らすと、高らかな鐘の音が早川の町に響きわたりました。
 最後に、早川町の南アルプス白鳳太鼓保存会による迫力ある「南アルプス白鳳太鼓」が演奏され式典は終了しました。

 また、同日には、「第2回マウントしながわ里山再生活動」として、区民14人が、マウントしながわで小道づくりや下草刈り、間伐などの森林作業などを体験しました。
 参加者は「活動をとおして、参加者同士の交流もでき楽しい時間を過ごせた。早川の町は、自然が多く人も優しい。今後も活動を続けたい」と話し、活動を楽しんでいました。

 参加者の活動をサポートした早川町在住の森田ご夫妻は、以前は品川区に住んでおり、早川町の魅力にひかれ9年前に移住。
 森田さんはマウントしながわでの活動について「自然の中で思いきり身体を動かすことができ、気分転換にもなります。ぜひ、多くの方に自然豊かな早川町に遊びに来てほしいです」と笑顔で話していました。