防災体験館で日本語教室の生徒が訓練

更新日:令和4年10月25日

低姿勢避難体験
地震体験車に乗車 防災シアターでの映像視聴 水消火器を使用した初期消火訓練


 品川区国際友好協会の日本語教室に通う生徒やその家族など62人が、令和4年10月25日(火)に、昼夜2班に分かれてしながわ防災体験館(区役所防災センター2階)を訪れ、防災訓練を行いました。

 まずシアタールームで、体験館の担当者が概要を説明し、その後、東日本大震災や阪神淡路大震災の映像を使った地震や災害時の行動についての映像を視聴。災害時は「自分の生命は自分で守る」ことが重要で、そのために日ごろからの訓練や準備が必要であることを学びました。

 続いては初期消火訓練です。日本の消火器の使い方について説明を受け、実際に放水を体験。「火事だー!」と大きな声で周りに知らせてから、映像の火に向けて放水し、見事に消火されると皆から拍手が起こりました。
 避難姿勢体験では、実際に火事で煙を吸い込まないよう、低い姿勢での移動を体験。壁に手を付け、膝をつかない体勢で、口を覆って通路を往復します。高い姿勢になるとセンサーが反応しブザーが鳴りますが、皆さんほとんどブザーが鳴らず、上手に移動していました。

 最後に、地震体験車で東日本大震災時の震度7の大きな揺れの再現を体験し、この日の防災訓練は終了しました。

 この日、訓練に参加した人は「消火器を見たことはあったが、使い方は知らなかった。教えてもらったので、火事になったら自分でもできると思う」「地震はTVで見て知っていたが、地震体験車の揺れは思っていたのとは違った」と話していました。

 品川区国際友好協会の日本語教室の授業では、前期・後期とも防災訓練を取り入れています。

 
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