令和4年度 品川区帰宅困難者・徒歩帰宅者支援に関する連絡会

更新日:令和5年1月16日

活動報告広め
品川区防災まちづくり部長あいさつ 各協議会の会長・副会長 話を聞く参加者
モニターに映し出されたデータ 活動報告 メモを取る手元
廣井教授 話を聞きながらメモを取る参加者 会場全体

 令和4年度 品川区帰宅困難者・徒歩帰宅者支援に関する連絡会が、令和5年1月16日(月)、中小企業センター(西品川1-28-3)で、会場開催とWEB開催を併用して実施されました。

 大災害が発生して交通機関の運行が停止した場合、職場や学校などから自宅に戻れない帰宅困難者が品川区内では23万人以上発生すると想定され、滞留者で道路が埋まると、救出救助車両が通行できず、救助・救命活動に重大な支障をきたしたり、群衆事故が起きやすくなるなど、人命が危険にさらされる可能性があります。
 帰宅困難者に関する課題を解決するには、行政による「公助」だけでなく、個人や企業、地縁団体などによる「自助」「共助」も含め、地域全体で対策を進めていくことが重要であり、帰宅困難者・徒歩帰宅者支援の充実を図ることを目的に、今回の活動報告会とパネルディスカッションが行われました。

 はじめに、区内主要4駅(目黒・大井町・大崎・五反田)周辺帰宅困難者対策協議会および国道15号徒歩帰宅者支援対策協議会の代表者が、それぞれの活動を報告。続いて東京大学大学院 廣井 悠 教授がアドバイザーとなり、「帰宅困難者対策におけるこれからの取組」をテーマにパネルディスカッションが実施され、参加者はメモを取るなど熱心に話を聞いていました。

 また、共通課題として、「参加機関の拡大」「活動環境の維持」「効果的なデジタル端末の積極的活用」を各協議会で共有し、最後に廣井教授が講評し閉会しました。