企業とプラスチックごみ削減の推進に関する協定を締結

更新日:令和5年1月19日

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 品川区は令和5年1月19日(木)、ウォータースタンド株式会社(さいたま市大宮区桜木町4−463)と「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」の締結式を環境学習交流施設「エコルとごし」(豊町2-1-30)で行いました。

 「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」は、区と同社が相互に協力および連携することで、使い捨てプラスチック製品の使用抑制を図るとともに、プラスチックごみ削減を推進することを目的とした協定。

 協定では、ウォータースタンド株式会社が提供するマイボトル用給水機※を区施設および区主催イベントへ設置することや、ペットボトル等使い捨てプラスチック製品の使用抑制に関する啓発等に取り組むこととしており、この日は協定締結後初めての取り組みとして、環境学習交流施設「エコルとごし」に給水機を設置。なお、エコルとごしでは、マイボトルの利用によりどのような効果があるのか利用者に分かりやすいよう、給水機の横に現時点での給水量と「500ミリリットルのペットボトル換算で何本削減できたか」という情報パネルを掲示し、啓発につなげる工夫を行っています。今後は、順次区有施設へ設置し、マイボトルで給水できるスポットを拡大していく予定です。
 
 この日、締結式に出席した森澤区長は「私自身もマイボトルを使用していますが、飲み終わってしまうことも多く、近くにウォータースタンドがあれば補給することができるためとても便利だと思います」と話し、続いてウォータースタンド株式会社の本多社長が「日本では230億本のペットボトルが年間で使用されています。会社として2030年までに30億本を削減するのが目標です。そのために、もっとマイボトルを携帯する文化を作ることを目指していきたいです」とコメントしました。

 区は、今後も脱炭素社会の実現をめざし、プラスチックごみ削減や地球温暖化対策等の環境施策など、民間事業者等と連携しながら様々な取り組みを行っていきます。

マイボトル用給水機:設置場所に近い水栓に専用の分岐金具を取り付け、水道水をろ過し給水を行う水道直結型のウォーターサーバー