小山小学校 おたがいさま運動学習会を実施

更新日:令和5年1月24日

車いす体験者にやさしく声をかける介助者役の女の子
車いすで段差を乗り越える 段差を乗り越える車いす 車いす体験広め
アイマスクをする児童 手引き体験広め 手を引いてもらって段差をこえる
話を聞く子どもたち広め いろいろな障害マーク 話を聞く女の子

 令和5年1月24日(火)、小山小学校(小山5-10-6)の4年生を対象に、おたがいさま運動の学習会が行われました。

 おたがいさま運動とは、困っている人がいたら助ける、困ったときは「助けて」と言える、そんなことがあたりまえにできる「支え合いのまちづくり」をみんなで進めていくための運動です。区では、「品川区地域福祉計画」に基づき、区民や事業者とともに「おたがいさま運動」を推進しています。

 この学習会は、障害のある方への接し方などを、体験を通して学ぶことで、相手を理解することの重要性と自分たちに何ができるのかを考える機会にすることが目的です。

 講師は、共生社会実現に向け、さまざまな取り組みを行っている、(公財)日本ケアフィット共育機構のみなさん。この日は、障害のある方への接し方を学習するため、二人一組になって障害者と介助者を体験。車いす体験では、体育マットを段差に見立て、段差を乗り越える方法を学びました。またアイマスクを使用し視覚を制限した手引き体験では、介助者の腕を持ち、同じくマットの段差を超えていきます。介助者役の子どもたちは、やさしく分かりやすいように声をかけながら実践していました。
 
 子どもたちは、「視覚障害のある方には、具体的に説明しないと周りの状況が伝わらないことが分かった」「困っている方がいたら、やさしく声をかけようと思います」と感想を話していました。