令和5年2月2日(木)、スクエア荏原(荏原4-5-28)にて令和4年度品川シルバー大学「ふれあいアカデミー」修了証授与式が開催されました。

　品川シルバー大学とは、多彩なテーマについて3年制で学ぶ「ふれあいアカデミー」、春と秋の半期毎に趣味や実技を楽しく学ぶ「うるおい塾」、セカンドライフを考える「生涯現役実現講座」の3つのコースに分かれ、60歳以上の高齢者が明るく健康でうるおいのある生活を築くための素養を養い、長年培ってきた知識や経験を地域社会の中で生かしていくことを目的として平成5年に始まりました。

　第一部では、学長を務める森澤区長がふれあいアカデミー30期生75名へ修了証、また12名に皆勤賞を授与し、「本学を修了された皆様へ心よりお祝いを申し上げます。シルバー大学は本年度で30周年の節目の年を迎え、生涯にわたり学びと人づくりの場として多くの方にご利用をいただきました。本学で培った知識や能力を地域での活動に生かし、生涯現役を目標に日々の生活がうるおいのある充実したものであるよう期待しております。誰もが生きがいを感じ、自分らしく暮らしていけるしながわの実現のため、新時代のしながわ、区民とともに進めるしながわ区政を掲げていきます。皆様におかれましても、様々な機会を捉えて、品川区政へのご参画をどうぞよろしくお願いいたします」とあいさつ。続いて、区議会の本多議長が「本日はまことにおめでとうございます。本学は学びだけではなく、人づくりの場でもあると聞いております。この機会に築き上げた人脈をぜひ大切にしていただき、本学で培った学習成果と高い意欲、幅広い経験を生かし地域社会の中で積極的に活動していただくことを期待しています」と、修了生へお祝いのメッセージを送りました。
　次に、修了生代表として加賀谷義明さんが「無事に修了できたのも学友の皆さん、講師の皆さん、区職員の皆様のおかげです。同窓会やうるおい塾など、これからもお世話になりますのでよろしくお願いします」と感謝を述べました。

　第二部では、「うるおい塾」の活動紹介として、ハンドベルやフラダンス、日本舞踊、着物リメイクなどを舞台で披露。最後に介護予防体操と品川シルバー大学愛唱歌「明るい品川」を歌唱し、修了式は終了しました。
　また、受付には書道や筆ペン習字、手編みなど「うるおい塾」修了生の作品が展示され、来場者は作品の前で写真を撮るなど楽しんでいる様子でした。

　ふれあいアカデミー修了生は「大学では多くのことを学べ、幅広い知識が身についただけではなく趣味が広がり、以前よりも充実した人生を送ることができています。3年間通って本当によかったです」と話しました。