「第32回 伝統の技と味/しながわ展」を開催

更新日:令和5年2月11日

会場入り口
職人と話を聞く人 陶芸の職人 刺繍の職人
伝統の味ブース 店舗の商品 店主と客
ベーゴマで遊ぶ人たち 皿回しを楽しむ子ども 積み木で遊ぶ子ども
職人が仏像について解説 琴演奏 すだれのランチョンマットづくり
畳職人と技を見る人 すだれランチョンマットづくり参加者と職人 江戸切子職人と体験者

 伝統の技と味/しながわ展が、令和5年2月11日(土)と12日(日)の2日間、きゅりあんイベントホール(東大井5-18-1)で開催されました。

 毎年恒例となったこのイベントは、品川区伝統工芸保存会と区の共催で、今回で32回目。品川区伝統工芸保存会ブースでは、草木染手機織物、陶芸、畳、和裁など、職人の巧みな技を間近で見て話を聞くことができ、体験や即売も実施されました。味ブースでは、区内にある老舗やしながわみやげコーナーが立ち並び、伝統文化あそび体験では、ベーゴマ・皿回し、習字のほか、山梨県早川町の間伐材を使った積み木遊びコーナーなどもあり子どもたちに人気。ステージでは、「職人さんを知ろう」と題して仏像彫刻と漆工芸について職人が解説したほか、品川区邦楽連盟によるお琴の生演奏が披露されました。また、職人が来場者に技術を指導し、ものづくりを行うワークショップ「ふれあい教室」なども行われ、会場を訪れた皆さんは職人との交流を楽しんでいました。

 参加者は「子どもと一緒に品川の伝統の技を見ることができて楽しかった」「なかなか職人の技を見ることができないので面白かった。『日本』って感じがした」と感想を話していました。


<品川区伝統工芸保存会>
 ・仏像彫刻(榎本宣道)
 ・骨董修理(鎌田民夫)
 ・江戸切子(川辺勝久)
 ・和裁(釼持博・高橋紀子)
 ・日本刺繍(笹原木実)
 ・表具(佐野文夫)
 ・陶芸(島村ひかり)
 ・提灯文字(下田洋靖)
 ・理美容鋏製造(新保欽二)
 ・江戸すだれ(鈴木祐二)
 ・漆工芸(田中勝重・保井俊次)
 ・金網(蔦勇作)
 ・東京手描友禅(成沢泰昭・木下順子)
 ・東京桐箪笥(林正次・林英知)
 ・草木染手機織物(藤山千春・藤山優子)
 ・畳(松井雅治)

<伝統の味>
 ・小澤商店(お茶)
 ・ヨシナカブレッド(パン)
 ・こくぼのおこめ(米)
 ・御菓子処くらたや(和菓子)