山中小学校おやこエコクラブが「エコマークアワード2022」の優秀賞を受賞

更新日:令和5年2月14日

集合写真
日本環境協会 山縣常務理事 あいさつ 代表児童に賞状と記念品を授与 大西事務局長とエコまるくん
三菱鉛筆の行本課長代理 三菱鉛筆の藤川係長 三菱鉛筆の岡田課長代理
守田校長あいさつ 全校児童で集めた使用済み鉛筆を三菱鉛筆に手渡し 賞状・盾と、全校児童にプレゼントされた再生ボールペン


 「エコマークアワード2022」の優秀賞を山中小学校(大井3-7-19)おやこエコクラブが受賞し、令和5年2月14日(火)に同校で表彰式が行われました。

 エコマーク事務局が主催する「エコマークアワード」は、「消費者の環境を意識した商品選択、企業の環境改善努力による、持続可能な社会の形成」に向けて積極的に活動している企業・団体等を表彰するもので、平成22年度より実施されています。小学校の取り組みが同賞を受賞するのは初めてのことです。

 同校では、山中小学校おやこエコクラブとして、平成24年度にこどもが誰でも参加できる環境活動クラブ”こどもエコクラブ(主催:公益財団法人 日本環境協会)”に登録。現在では全校児童がメンバー登録をし、教員・PTA・地域の方と協力しながら、屋上ガーデンで農作業をしたり、学校周辺の花壇の手入れやごみ拾いをするなど、日頃からさまざまな活動をしています。
 今回の優秀賞受賞に至った活動は”身近なエコマーク商品を探す「エコマーク・クエスト2021」を通した環境問題の気づきとSDGsアクション”。いろいろな商品に表示されたエコマークを発見する気付きから、友だちと分かち合うコミュニケーションの醸成、エコマークがついている理由や他の環境ラベルの調査など、エコマークを探すだけではないの発展的な学びを生み出している点が評価されました。全校児童で合計354個ものエコマークを見つけ、環境問題への学びを深めました。

 表彰式では、日本環境協会の山縣 秀則 常務理事(エコマーク事務局長を兼務)が「皆さんの活動は素晴らしく、胸を張って誇れるものです。ぜひ、これからも環境問題について考えて、身近にできる取り組みを続けてください」と、今回の受賞を称えました。表彰状は、児童を代表して美化委員長・副委員長の2人が受け取りました。

 また、区内で鉛筆リサイクル事業を行っている三菱鉛筆株式会社(本社:東大井5-23-37)サステナビリティ推進室の行本 顕 課長代理と、商品開発部の岡田 都美子 課長代理・藤川 恵汰 係長もお祝いに駆け付け、使用済みプラスチック製ペンの水平リサイクル(使用済み製品を原料として用いて、同じ種類の製品につくりかえるリサイクル)についてや、海洋プラスチックごみなどを再生利用したボールペンについて、子どもたちに説明しました。なお、海洋プラスチックごみなどを再生利用したボールペン”ジェットストリーム”は「エコマークアワード2022」のベストプロダクトを受賞しています。今回の受賞を祝い、同社より全校児童にこのボールペンがプレゼントされました。
 子どもたちからは同校で集めたリサイクル用の鉛筆630本を、同社に手渡しました。

 最後に、こどもエコクラブのキャラクター「エコまる」くんと一緒に全員で記念撮影し、表彰式は終了しました。