戸越小学校でおたがいさま運動学習会を実施

更新日:令和5年2月7日

目隠しをした友だちを誘導
講師から全体に説明 車いすに乗った友だちに話しかける男子 2列になって車いす体験
友だちに腕を貸す女の子 弱者のためのいろいろなマークを学習 感想を話す男子児童

 4年生を対象にした「おたがいさま運動」の学習会を、令和5年2月7日(火)に戸越小学校(豊町2-1-20)で実施しました。

 おたがいさま運動は、すべての人にやさしいまちづくりの推進のために、困っている人がいたら助ける、困ったときは「助けて」と言える、そんなことが当たり前にできる「支え合いのまちづくり」をみんなで進めていくための運動です。

 子どもたちは事前に、普及啓発DVD「みんなで進めよう!人にやさしいまちづくり~入門編~」を視聴し、この日の学習会に臨みました。

 講師は、共生社会の実現に向けさまざまな取り組みを行っている、(公財)日本ケアフィット共育機構の皆さん。障害のある方への接し方を学習するため、二人一組になって障害者と介助者を体験しました。
 車いす体験では、マットを段差に見立て、段差を乗り越える方法を学習。またアイマスクで視覚を制限した手引き体験では、介助者が腕を貸して、同じくマットの段差を越えていきます。介助者役の子どもたちは、やさしく丁寧に声をかけながら実践していました。

 体験後、子どもたちは「お手伝いをするときは心配りすることや、思いやりが大切だと思いました」「おたがいさま運動は障害のある人だけでなく、障害のない人にもできることだと思いました」と感想を話していました。

 区では今後も「おたがいさま運動」の学習会を順次実施していく予定です。

 本運動の普及啓発用DVD「みんなで進めよう!おたがいさま運動」は、YouTube品川区公式チャンネル「しながわネットTV」で公開しています。ぜひご覧ください。

 「みんなで進めよう!おたがいさま運動」(約15分)(別ウィンドウ表示)