城南小学校で都立産業技術高等専門学校と連携したプログラミング教育を実施

更新日:令和5年1月31日

講師に見守られながら画面をタッチ
友だちと一緒に画面をタッチ タブレットの画面 授業中の教室の様子
6年生の男子が教える様子 1年生を後ろから見守る 6年生の女の子が1年生にやさしくアドバイス

 城南小学校(南品川2-8-21)の1年生を対象にしたプログラミング体験授業が、令和5年1月31日(火)に実施されました。

 城南小学校と、近隣校である東京都立産業技術高等専門学校は、令和3年度より、プログラミング教育を通じた連携を開始し、昨年度は6年生を対象に行われました。今年度は、対象を全学年に広げて実施しています。この日は1年4組で授業を行い、高専の学生のサポートのもと、システムへのログインや簡単な演習を行いました。
 使用するプログラミング学習ツールは、1・2年生が「ビーバー・アチーバー」、3~6年生が「コードモンキー」です。

 はじめに、講師を務めた高専5年生の諸岡 建人さんが「なぜプログラミングは必要なのか」を説明。続いて「ビーバー・アチーバー」を使用した学習が始まりました。
 児童たちは、はじめは苦戦した様子で試行錯誤していましたが、次第に笑顔を見せながら夢中になって取り組んでいました。児童同士で教え合う様子も見られ、クラスが一体となって学習を行いました。諸岡さんは、「いきなりプログラムが書けるようになる訳ではないですが、こういった授業で経験を得ることが、子どもたちの力になると思います」と話していました。

 今後も、同校では、プログラミング教育やその他の交流を行いながら、理工系学部である高専との連携を深めていきます。

 なお、この日の1年4組に続き、2月3日(金)には1年1~3組を対象にプログラミング体験授業が行われました。当日は、高専の学生ではなく、既にプログラミング体験授業を終えた6年生がインストラクターを務めました。
 一年を通して縦割り班で清掃活動をしている同校では、学年間の交流が盛んです。授業でも6年生が1年生に操作方法などを優しく教えている姿がたくさん見られました。