しながわ学びの杜専門講座「地域差の発見」開催

更新日:令和5年2月17日

会場入り口
講師の篠崎先生 スライドの写真 受講者の手元
スライドと先生の写真 講座全体の様子 受講者の様子


 令和5年2月17日(金)、中小企業センター(西品川1-28-3)でしながわ学びの杜専門講座「地域差の発見」が実施されました。

 当講座は、区内の文化センター・大学・史跡などを学び舎としてあらゆる世代の方々に多彩な生涯学習講座を提供する「しながわ学びの杜」の講座のひとつとして実施。今回は日本各地の方言の地域差に焦点を当て、身近な具体事例を紹介しながら方言の発生過程や背景について学ぶ全3回の講座です。

 講師を務めたのは東京女子大学教授の篠崎晃一さん。第1回目のテーマは「方言の発生と地域差の形成」です。言葉が各地域で発生し伝播した経緯、方言に定着するまでに至った経過や発音の変化の規則性、同じ言葉でも地域により持つ意味が異なることなどについて、地図を用いながら詳しく説明し、参加者はメモを取りながら熱心に話を聞いていました。

 受講者は「方言に興味があって受講しました。講義内容がとてもわかりやすく、勉強になりました」と感想を話しました。