映画「瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと」上映会と認知症VR体験会を実施

更新日:令和5年2月26日

映画の上映前にあいさつする高齢者地域支援課長
VR体験会の様子 VRの世界を体験する皆さん 認知症VR イメージ画像
映画ポスター c2022「瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと」製作委員会


 映画「瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと」上映会と認知症VR体験会を、令和5年2月24日(金)に荏原文化センター(中延1-9-15)で開催しました。

 区では、認知症への正しい理解を深めるために、区民の方々を対象とした認知症講演会等のイベントを開催しています。

 映画は、瀬戸内寂聴さんに17年間密着したディレクターが撮影した、寂聴さんの”本音”や”金言”があふれるドキュメンタリーで、人間がいかに生き、老いていけばいいのかを考えるヒントが詰まった作品です。
  
 また、上映会の前後には「認知症VR体験会」を実施。階段や廊下、バスの乗り降りなどのシチュエーションにおいて、認知症の方の視点をVRゴーグルで疑似体験できるもので、参加者は視界の見づらさや不安な気持ちへの理解を深めていました。体験を終えた方は「認知症の方は、世界がこんな風に見えているということが分かり、驚きました。まちで困っている方を見かけたらすぐに声をかけたいと思います」と話していました。