品川図書館 さわる絵本製作体験講習会 開催

更新日:令和5年2月28日

参加者集合写真
製作に取り組む参加者 講師からアドバイスをもらう様子 貼り絵を製作する様子
貼り絵にボンドをつける様子 完成した貼り絵を並べる様子 絵本の内容を文字と点字であらわす様子
講師にアドバイスをうけ製作していく様子 完成したさわる絵本 講習会場の様子
 
   令和5年2月28日(火)、品川図書館(北品川2-32-3)で「さわる絵本製作体験講習会」が開催されました。

 さわる絵本とは、視覚などに障害のある子ども用にさわることで内容を把握できるよう、絵の部分を立体化し、本文は点字と大きめの活字で表記されている絵本です。品川図書館に所蔵している「さわる絵本」は、各地の視覚特別支援学校や公共図書館などを通じ、全国の視覚障害児に貸出しています。

 当講座は、品川・大崎図書館で製作ボランティアとして活動を希望する方を対象に全4回実施し、さわる絵本の基礎を学び、絵本製作を体験します。
 図書館所蔵のさわる絵本の製作を担うボランティアグループ「むつき会」の会員が講師を務め、区民6名が参加しました。

 講習会4回目となるこの日は、絵本製作の最終段階。講師のアドバイスを受けながら、それぞれが製作した人物や動物などの立体的な絵を画用紙に貼ります。続いて、作品の物語を文字で表記し、その上に点字シートを貼り付け完成です。
 
 参加者は、「少しでも何か役に立てたらと思い参加しました。手芸は得意ではないけれど、楽しく作ることができました」と笑顔を見せていました。

 講習会を修了した皆さんは、今後、さわる絵本を製作するボランティアとして活動する予定です。