鮫洲入江広場 ユリの球根植栽

更新日:令和5年3月4日

球根が植えられた鮫洲入江広場
球根を植える小学生 親子で球根を土に埋める様子 球根を埋める穴を掘る小学生
球根を植える子どもたちと河津桜 球根を植える町会の人々 丁寧に土をかぶせる様子
真剣に球根を植える子どもたち 家族で参加、集合写真 球根を埋める瞬間
 鮫洲入江広場(東大井1-13-1)に令和5年3月4日(土)、近隣町会住民や地元企業、小・中学校の子どもたちが5,100個のユリの球根を植えました。

 品川区と坂井市は、特別区全国連携プロジェクトの一環として、平成27年から相互に交流を行っています。
 平成29年に、坂井市から市の花であるユリの球根500個の寄贈を受け、しながわ花海道の遊歩道沿いに、全長約30メートル、幅約1メートルのユリ専用花壇を設け植栽。昨年には、NPO法人しながわ花海道が福井県坂井市から球根4,200個を譲り受け、町会・地元企業・地域の子どもたちが中心となって鮫洲入江広場に植えました。平成29年に植えたユリは株分けされ800株となっており、昨年の6月には、あわせて5,000本のユリの花が開花。訪れた皆さんの目と心を楽しませました。

 今年は「10,000本のユリ花壇誕生!」として企画。NPO法人しながわ花海道が福井県坂井市からユリの球根5,100個を購入し、昨年同様、地域のイベントとして町会・地元企業・小中学校・ボランティアの皆さんで一緒に植えました。この日は天気にも恵まれ、約150人が参加。雲一つない青空の下、すべての球根を1時間半程で植え終わることができました。

 ボランティアとしてこの作業に参加した児童は「普段、遊んでいる公園なので、花が咲いているのを見てきれいだなと思っていました。今回、参加して、こうやって植えているだなってわかりました」と話し、家族で参加をしていた近所にお住まいの方は「腰が痛くて大変でしたが、咲くのが楽しみです」と嬉しそうに話していました。

 今回植えたユリは、5月下旬から6月中旬に見ごろを迎えるとのこと。NPO法人しながわ花海道理事の永尾さんは「多くの人が参加してくれたので、予定より早く終わりました。地域の方々に広く浸透していることを感じています。昨年は遠方からもたくさんの人がユリを見に来てくれましたが、今年はもっと多くの方に来ていただき、しながわの花壇をさらにアピールしていきたい。観光バスが来る日も近いかもしれない」と意気込みを語っていました。