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清水台小学校 「国際理解」をテーマとした特別授業を実施
更新日:令和5年3月10日
「国際理解」をテーマとした特別授業が、令和5年3月10日(金)、区立清水台小学校(旗の台1-11-17)の4・5年生を対象に行われました。
この授業は、市民科授業の一環として、(一財)青少年国際交流推進センターの国際理解教育支援プログラムと連携して実施。4年生31人と5年生29人が、中国とオーストラリアについて学習しました。
中国学習の講師は、千葉大学特任講師の孫 佳茹(そん かじょ)さん。お正月やそれぞれの季節を中国の子どもたちはどのように楽しんでいるのか、中国北部の主食は小麦で南部はお米が主食、中国の人たちは漢民族が9割を占め、ほかの少数民族は55もあるなど、文化や民族などについて説明。また、希望した児童が中国の民族衣装「旗袍(チーパオ)」を試着したほか、中国の伝統的な遊び「羽根蹴り(ティー・ジェンズ)」を体験しました。
オーストラリア学習の講師は、(一財)青少年国際交流推進センターの大久保 正美さん。はじめに、オーストラリア・ニュージーランド・ツバルの国旗を見せ、各国とも元イギリス領であったため、食文化などがイギリスに強く影響を受けていると解説しました。また、アボリジニの聖地である「エアーズロック」、サンゴ礁が美しい「グレートバリアリーフ」などの観光名所についても紹介。
体験学習では、日本の「だるまさんが転んだ」に似たゲームである“What's the time,Mr.Wolf”を実際に遊んでみました。
どちらの授業も児童たちは興味深そうに話を聞き、体験などを通して楽しく中国とオーストラリアの文化について学んでいました。
授業終了後、児童は「両国の文化と日本の文化の違いを知ることができて、とても楽しかった」「日本に似ているようで少し違う遊びが面白かった」などと、笑顔で感想を話していました。