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「ボッチャフレンドリーマッチ」を開催
更新日:令和5年3月11日


















ボッチャフレンドリーマッチが、令和5年3月11日(土)に、品川区立戸越体育館(豊町2-1-17)で開催され、午前の部・午後の部あわせて38チーム、約140人が参加しました。
このイベントは、パラリンピックの正式種目であるボッチャの体験を通してパラスポーツの普及を図るととともに、参加者が一緒にプレーしながら交流することが目的。また、令和7年(2025年)に、デフリンピックが東京で開催されることから、デフリンピックの啓発と品川区の取り組みを紹介するねらいもあります。
この日は、デフリンピックや品川区聴覚障害者協会について解説するパネル展や、全国で紙芝居を通した啓発活動を行っている「漫画家学会」の皆さんが、紙芝居でデフリンピックについて分かりやすく説明。デモンストレーションの後、さっそく8つのコートで試合が行われました。
ボッチャは年齢・性別・障害の有無にかかわらず、誰でも一緒に楽しむことができるスポーツ。各コートでは熱戦が繰り広げられ、参加した皆さんは笑顔でボッチャを楽しんでいました。参加者は「初めて体験したけどみんなとプレイできて楽しかった」などと、笑顔で感想を話していました。
また、午後の部ではブラインドサッカーチーム「パペレシアル品川」、メトロ東京ホッケー&アスリートクラブのシンボルチーム「フリークス東京」、アメリカンフットボールチーム「品川CCブルザイズ」の選手たちも、参加者と一緒にボッチャを体験。アスリートの皆さんも、ボッチャ経験者の区民にはたじたじとなっていました。
フリークス東京の飯高 智大(いいだか ともひろ) 選手は「刻々と状況が変わっていくのがホッケーに似ていて楽しかった」、品川CCブルザイズの佐藤 雄河(さとう ゆうが)選手は「ボッチャはアメリカンフットボールと違ってとても繊細なスポーツだと感じました」、パペレシアル品川の與儀 元気(よぎ もとき)選手は「ボッチャを自分なりに研究してきましたが、実際にプレーしてみると奥深いスポーツだと感じました。区民の皆さんと楽しむことができました」と、それぞれ感想を話していました。
全てのコートで競技終了後、試合結果を集計し各ブロックごとに優勝チームを表彰。最後に、東日本大震災で亡くなられた方のご冥福を祈り、参加者全員が1分間の黙とうを捧げました。