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第38回防災フェア 4年ぶりに開催
更新日:令和5年3月11日



















第38回防災フェアを、令和5年3月11日(土)にしながわ中央公園・中小企業センター・区役所第二庁舎2階 防災体験館を会場に実施しました。
防災フェアは、すべての人が過去の震災の教訓を忘れず、防災力をより高めるため、楽しみながら防災について学ぶことのできるイベントです。警察署、消防署、自衛隊など、防災関係機関と協力して毎年行っていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で4年ぶりの開催となりました。
中小企業センターで行われたオープニングセレモニーでは、冒頭、東日本大震災の被災者へ1分間の黙とうを行い、その後、長年にわたり区民消火隊員、ミニポンプ隊員を務めた方へ、森澤区長から感謝状が贈呈されました。森澤区長は隊員たちの尽力に感謝を述べ、「防災区民組織をはじめ、警察・消防・自衛隊、そして出席されている皆さんとともに 公助の観点から災害に強い安全安心なまちづくりを進めていきます」と力強く語りかけました。
しながわ中央公園 グラウンドエリアでは、体験型アクティビティ”防災ヒーロー入団試験”を開催。防災クイズや煙ハウス迷路、防災スリッパ作りなど、計6つのブースを設けて、全てのブースを体験した子どもには名前入りの防災ヒーロー認定証(缶バッジ)がプレゼントされました。
そのほか、災害対策用ドローンのデモ飛行が行われ、多くの来場者が見学していました。
しながわ中央公園 西側エリアでは、警察・消防・自衛隊などの災害対応車両が展示され、たくさんの親子連れが記念撮影を行っていたほか、はしご車の乗車体験や地震体験車のコーナーも大人気。また、ケーブルテレビ品川とFMしながわのブースや岩手県宮古市の物品販売、災害用伝言ダイヤル171の体験などもあり、多くの来場者でにぎわっていました。
消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー隊)の訓練実演も行われ、中小企業センターの屋上から要救助者を救出した後、ロープを使った鮮やかな高速壁面降下が披露されると、観客から拍手喝采が送られました。
中小企業センタースポーツ室では、避難所生活体験として、ワンタッチテントや災害用トイレの紹介などを実施。来場者は「避難所がどんなふうになっているのか知らなかったので、とても勉強になりました」「普段から災害に備えることの重要性がよくわかりました」と感想を話していました。
区役所第二庁舎2階の防災体験館のトイドローンの操縦体験コーナーも大人気。たくさんの子どもがリモコンを手に一生懸命操作していました。
また、午前10時20分ごろから10分程度、区役所内の臨時スタジオよりケーブルテレビ品川・FMしながわへの割込放送訓練を実施し、有事の際の臨時割込の手順などについて確認を行いました。