区立中学校・義務教育学校 日野学園では146人が卒業

更新日:令和5年3月20日

卒業証書授与の様子
卒業証書を読み上げる堀井校長 男子生徒に証書を渡す 全体の様子
堀井校長の式辞 森澤区長による祝辞 在校生代表の送辞
卒業生による答辞 答辞を読む男子生徒 卒業生による合唱
合唱を披露する卒業生たち 全員で校歌を合唱 目頭を抑えながら退場する卒業生
卒業生を見送る1年生 校門の前で記念撮影をする卒業生 桜が咲き始めたスロープを歩く卒業生


 区立中学校9校と義務教育学校6校の卒業式が、令和5年3月20日(月)に行われ、日野学園(東五反田2-11-1)では、保護者や教職員が見守る中、5クラス146人が卒業しました。 

 在校生による「威風堂々」の合奏の中、保護者や在校生の温かい拍手に迎えられ卒業生が入場。卒業証書授与では、担任が卒業生の名前を一人ずつ読み上げ、卒業生は大きな声で返事をして中央に進み、堀井校長から卒業証書を受け取りました。
 
 堀井校長は「日野学園で過ごした時間は、皆さんにとって学びの場、仲間と過ごした場であり、その一つ一つが忘れられない思い出となって、皆さんの心に刻まれていると思います。人生の節目には自分をステップアップさせる気持ちで自分の進むべき道を考えてください。国際社会で自己実現を果たすという思いを大切に、心豊かな人間らしい生活を送り、日野学園から羽ばたいた皆さんが、10年後・20年後にこの地域や日本全国、世界中で活躍することを願っています」と式辞を述べました。

 お祝いに駆け付けた森澤区長は、「新たな門出を迎える中、輝かしい未来へのあふれる思い、みずみずしくしなやかな感性、軽やかな心を大切にし、新たな人生の一歩を力強く踏み出してください。皆さんの目の前には無限の可能性が広がっています。自ら未来を切り開き、まだ見ぬ新しい景色を皆さん自身で新しく作り出してください」と、エールを送りました。

 また、在校生代表生徒は、あこがれる先輩たちのエピソードを紹介し「自ら選んだ道の中で、困難や大きな壁にぶつかることがあると思いますが、私たちと過ごした日々を思い出し、力強い大きな一歩につなげてください」と送辞を述べ、卒業生代表の男子生徒は答辞で、教職員や家族に感謝の気持ちを伝えた上で「日野学園で学んだことを忘れずに、高校でも多くのことを学びます」と、女子生徒は「強く・温かく・優しかった学年の一員だったことをうれしく思います。これから何事にも全力で前向きに取り組んでいきます」と決意を語りました。

 続いて、卒業生全員で、式歌「旅立ちの日に」を合唱。最後に学園歌を出席者全員で斉唱し、式は終了しました。

 大きな拍手に送られアリーナを後にした卒業生は、在校生に見守られながら校舎内をパレード。咲き始めた桜の中、保護者に見送られながら学園を後にしました。

 卒業生は「親友ができ、とてもうれしかったです」「時には厳しかったけどとても楽しくて、青春という感じの学校生活でした」「たくさん迷うこともあると思いますが、周りに支えられながら自分も支えられるようにがんばります」と、学園生活の感想や未来について笑顔で話していました。