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ブラインドサッカーチーム「パペレシアル品川」が区長表敬訪問
更新日:令和5年3月17日










ブラインドサッカーチーム「パペレシアル品川」が、令和5年3月17日(金)に区役所を訪れ、森澤区長へ同チームが日本選手権で優勝したことを報告しました。
訪れたのは、監督の小島雄登氏とキャプテンの井上流衣選手、川村怜選手、寺西一選手の4人です。
パペレシアルとはスペイン語でpapel esencial(欠かせない役割)とpapel especial(特別な役割)を合わせた造語。「お互いの特徴を活かしあう」「全員が特別で欠かせない存在である」という意味が込められています。品川区をホームタウンとするブラインドサッカーチームであり、区が主催する体験教室などでは、同チームの選手たちが講師を務めるなど、スポーツの魅力を子どもたちに伝える活動にもご尽力いただいています。
今回の訪問では、ブラインドサッカー日本選手権で「パペレシアル品川」が優勝したことや、これからの抱負などを話しました。
最初に、森澤区長が「2度ほど個人的にブラインドサッカーを観戦したことがあります。静かな中で、意外に激しい接触があると感じました」と試合観戦の感想を述べました。
次に、チーム代表の川村選手が「パペレシアル品川は創部して4年目。品川区でブラインドサッカーを根づかせたい、盛り上げたい、そしてスポーツを盛り上げていきたいという思いでゼロから立ち上げて、品川区、そして区民の皆さんにたくさん支えていただいて、今回、2月の日本選手権で優勝することができ、とてもうれしく思っています。これからも、品川区の皆さんとの交流事業など、ブラインドサッカーを通してスポーツを盛り上げていきたいですし、もっともっと身近な存在として感じていただけるよう、我々も精一杯活動していきたいと思っているので、引き続きよろしくお願いいたします」と、これまでのお礼と今後の抱負について語りました。
続いて、デモンストレーションとして川村選手と寺西選手がパス交換を行い、続けて森澤区長もアイマスクを着用し川村選手とのパス交換にチャレンジ。選手の助言に従いながら、うまくパスをすることができると選手の皆さんからは拍手が送られました。
最後に、チーム発足のきっかけや、選手の皆さんがブラインドサッカーを始めたきっかけ、区内での活動の様子などについての話があり、森澤区長からは「地域に根づかせるという目標はとても大事なことだと思います。品川区としてもますます連携を深めさせていただきますので、今後ともよろしくお願いいたします」と伝えました。
区では、「パラスポーツ体験教室」を開催するなど、さらなる普及に向け取り組んでいきます。