令和5年度 品川区職員を福島県富岡町へ派遣

更新日:令和5年3月27日

発令通知書を区長から手渡し
派遣される職員 派遣職員に語り掛ける森澤区長 幹部職員と記念撮影

 
 東日本大震災の被災地である福島県富岡町へ派遣する職員に対する令和5年4月1日付の発令を、同年3月27日(月)に行いました。

 品川区と富岡町は、ニュージーランドのオークランド市とどちらも国際友好都市であることが縁で、災害時における相互援助協定を締結しています。

 現在、富岡町へは事務職2人が派遣されていますが、1人が今年度末に派遣期間を満了し、品川区へ戻ります。これに伴い、新たに富岡町へ事務職1人を派遣します。
 派遣職員は富岡町役場生涯学習課へ配属となり、生涯学習の推進に関する業務などに従事します。

 森澤区長から辞令を受けた職員は「震災から12年経ちますが、被災された方の話を聞くと、今も大変な思いをしていることや、まだ復興が十分でないことなどを感じます。直接現地で支援したいという思いから、派遣を志願しました。まちの人たちに寄り添った支援を行いながら、いろいろなことを感じて、品川区の皆さんに富岡町のことをたくさん発信できるように努めてまいります」と決意を語りました。

 職員の決意表明を受け、森澤区長は「4月1日に富岡町の避難指示が解除されることが決まっていますが、引き続き、皆さんの生活を支援していく必要性はとても高いと感じています。区の代表として、地域の方々を支援しながら、富岡町の良いところをたくさん吸収してきてください。期待しています」と激励しました。