健やかな成長を願って 121匹のこいのぼり色鮮やかに空を舞う

更新日:令和5年4月17日

こいのぼりの写真
補修作業 取り付け作業 取り付け作業
白倉校長挨拶 こいのぼり寄贈 作業後記念社員
最終調整 こいのぼりと子どもたち 集合写真
 
 品川区立三木小学校(西品川3-16-28)の伝統行事「こいのぼり上げ」が、令和5年4月17日(月)、同校校庭で行われ、121匹の色鮮やかなこいのぼりが大空へ舞い上がりました。当初は4月15日(土)の実施を予定していましたが、雨のため保護者や地域のボランティアを中心とした準備作業とセレモニーのみを行い、「こいのぼり上げ」は4月17日(月)に延期されました。

 
 この行事は、三木小学校の児童たちに、心身ともに元気に健康に育ってほしいとの願いから、昭和57年(1982)の同校開校60周年の記念行事として、翌年からスタート。今年で41回目となります。子どもたちの良い思い出となるよう、同校のPTAや同窓会、在校生の父親たちで組織される「父親倶楽部」、地域の方などの協力のもと、伝統行事として引き継がれてきました。

 4月15日(土)は、集まった約40名の保護者、地域の方によって、こいのぼりをロープに取り付ける前の準備作業が行われました。長年使われてきたこいのぼりには補修を必要とするものも多くありましたが、抜群のチームワークで補修が完了。その後6年生の児童が加わり、長いロープにこいのぼりを取り付けました。
 
 セレモニーでは、最初に白倉校長が「保護者の皆さん、同窓会の方々、そして地域の皆さんが、三木小学校の児童が元気に健康でたくましく育つようにと、長い間続けてきた『こいのぼり上げ』です。残念ながら雨になってしまいましたが、こいのぼりがあがった時の喜びを6年生の皆さんにも味わってほしいので、あげるのは4月17日(月)に行います」と延期の決定を集まった全員に伝えました。続いて、同窓会と保護者の皆さんから、2尾の大きなこいのぼりを児童たちへ贈呈。セレモニーの後は、並べたこいのぼりとともに全員で記念撮影を行いました。

 「こいのぼり上げ」当日は6年生61人が参加。児童全員でこいのぼりを抱えて並び、先生や保護者がロープを引くと、澄んだ青空にこいのぼりが泳ぎだし、校庭は大きな歓声に包まれました。
 参加した児童たちは「三木小の伝統がこんなに長く続いていてすごいなと思いました」「次の6年生にも、この伝統のこいのぼりあげを見せてあげたいなと思いました」と笑顔で話していました。

 
 三木小学校のこいのぼりは5月8日(月)まで、子どもたちの健やかな成長を願い、校庭の空を元気に舞います。また5月6日(土)は、午後6時から8時の間でライトアップされる予定です。