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エコルとごしで「戸越公園の伐採樹木でバードホイッスル作り ~鳥たちとお話できるかな?~」を開催
更新日:令和5年4月23日












「戸越公園の伐採樹木でバードホイッスル作り ~鳥たちとお話しできるかな?~」が、令和5年4月23日(日)、環境学習交流施設エコルとごし(豊町2-1-30 戸越公園内)で、開催されました。
このイベントは、エコルとごし建設時、やむを得ず伐採した戸越公園の樹木を工作の材料に使うことで、参加した皆さんが戸越公園の身近な自然やエコルとごしに愛着を持ち、地球環境や自然、生き物の大切さについて考えるきっかけにすることを目的に実施。15組の親子が参加しました。
講師は、造形作家の増満 兼太郎さん。はじめに、増満さんが山梨県にある自宅で発見した、ヒヨドリ、メジロ、コゲラ、シジュウカラの巣を披露。それぞれの巣について、材料や特徴などについて話すと、参加した皆さんは興味深げに聞いていました。
続いてはバードホイッスルづくりです。つくり方は簡単で、輪切りにされた樹木に穴をあけ、その穴に蝶ナットを回し入れるだけ。蝶ナットを回すと「キュッキュッ」と木が鳴り、鳥の鳴き声のような音が出ます。上手に音が鳴らない時は講師がお手伝い。音が鳴るコツを教わり、参加者全員のバードホイッスルが見事に鳥のさえずりを再現していました。
色を塗ったり焼きペンで絵や文字を書き、オリジナルのバードホイッスルが完成。最後にウッドデッキでバードホイッスルを鳴らすとヒヨドリが近くに寄ってくるなど、参加した皆さんは野鳥とのコミュニケーションを楽しんでいました。
参加者は「鳥が返事してくれてうれしかった」「大好きな工作をしながら環境やエコを考えることができ楽しかった」「戸越公園の伐採樹木を使用したので、エコルとごしでバードホイッスルをつくったことの意味を強く感じます」と感想を話していました。