堀潤さんらが講師 八潮学園でSDGs特別授業を実施

更新日:令和5年4月26日

講義を行う堀さん
講師を務めた堀潤さん 堀さん授業風景 真剣に話を聴く生徒たち
堀さん質疑応答 堀さんに質問する女生徒 休み時間に生徒と触れ合う堀さん
竜田さんワークショップ 竜田さんによる授業風景 資料を前に話し合う生徒
挙手する生徒たち 代表生徒からあいさつ 全員で記念撮影


 八潮学園(八潮5-11-2)の7年生を対象にしたSDGs学習特別授業を、令和5年4月26日(水)に実施しました。

 この授業は、SDGsの最先端で活躍し実際にアクションを起こしている方を特別講師として招き、子どもたちにSDGsを分かりやすく伝えることが目的。
 未来の子どもたちのために、幅広い業界で活躍中の人や会社・団体と一緒に、平和な社会づくりを目指すアクションプロジェクト「SDGsピースコミュニケーション」の1つでもあります。

 はじめに、早稲田大学グローバル科学知融合研究所 一木広治 副所長が、SDGs学習カリキュラムと今回の授業の内容を簡単に説明した後、特別講師の2人を紹介しました。

 第1部を担当するのは、ジャーナリストとして多岐に渡って活躍している堀潤さん。自身のキャリアの変遷を写真とわかりやすい言葉で振り返りつつ、海外での実体験を交えて働くことの意味や、固定観念を打ち砕くことの大切さを説きました。特に海外での話はSDGsの重要性を感じさせるもので、話を聴く生徒たちの表情は真剣そのもの。質疑応答では生徒からの熱心な質問に真摯に答え、休憩時間にも生徒たちに囲まれる人気ぶりでした。

 第2部は、パーソルキャリア株式会社 竜田遼さんによる「はたらくワークショップ」。生活の中にある仕事を探してみようというテーマで行われ、生徒たちは限られた時間の中でも、たくさんの仕事を見つけていました。最後に竜田さんから「好き」に関わる仕事の探し方が示され、充実したワークショップが締めくくられました。

 授業の終了後、代表の生徒が「今日の話を聞いて、自分の思っていることが正しいことなのか、他の人の考えとは違うのではないか、と考えさせられました。また、自分の将来の夢や、社会にはどんな仕事があるのかを探すきっかけにもなりました」とお礼を伝えました。

 講義を受けた生徒は「堀先生の『固定観念』のお話がすごく印象的でした。自分にとっての平和が他の人にとっての平和でもあるのか、と考え直せたのがよかったです」「ワークショップでは今の日本には1万9千もの仕事があるのに、自分は100くらいしか知らないことに驚きました。今回の授業で、将来の仕事の探し方を知ることができ、いろいろな仕事を見てから決めたほうが良いと感じました」と感想を話していました。