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福井県坂井市のアンテナショップが戸越銀座商店街にグランドオープン
更新日:令和5年4月28日










令和5年4月28日(金)、福井県坂井市のアンテナショップが戸越銀座商店街のエムズ戸越銀座1階(平塚3-4-2)にグランドオープンし、開業式典が行われました。
坂井市と品川区は「特別区全国連携プロジェクト」をきっかけに令和元年9月に連携協定を締結し、観光・教育・産業などさまざまな連携事業を実施しています。
はじめに池田禎孝坂井市長が「福井県第二の都市である坂井市は、東尋坊などの名所を有し海の幸・山の幸、そしてきれいな水に恵まれています。北陸新幹線の延伸開業まで1年を切り県全体が活気づいている中、このアンテナショップも大いに盛り上げ、坂井市のPRにつなげていきたい」と式辞を述べました。
前田嘉彦坂井市議会議長の挨拶に続き、森澤区長が「坂井市と品川区は互いに海に面し、古くから港で栄え物流・経済の拠点として発展を遂げてきました。その共通の歴史を有する縁から連携協定を結んだことにより、戸越銀座商店街にアンテナショップが開店されたことを大変うれしく思っています。品川区は、誰もが生きがいを感じ、自分らしく暮らしていける品川の実現に向けて、新たな一歩を踏み出しています。この坂井市のアンテナショップが、将来に向かって坂井市と品川区のさらなる交流や賑わいの拠点となることを祈念いたします」と、祝辞を述べました。
続いて坂井市出身の女優・モデルの高橋愛さんが区民公募により決定されたアンテナショップの愛称「KINENO(きねの)」を披露。発案者である狩野秀雄さんと平川愛莉さんが紹介され、高橋さんから記念品が贈呈されました。「きねの」は福井県の方言で「来てね」を意味しており、たくさんの方にご来店してほしいという願いが込められています。
次に「KINENO」のロゴデザインが、制作者である坂井市出身のアートディレクター・戸田正寿さんより発表されました。
最後に、池田市長と森澤区長によるくす玉割りが行われ式典は終了。
式典終了後は招待者への内覧会があり、お祝い事で行われる坂井市の伝統的な習慣「まんじゅう撒き」にならい、紅白のまんじゅうが配布されました。
内覧会の後、一般客が来店。開店前から店の前には多くの方が行列ができ、入店後は名産品の数々に目移りしながら買い物を楽しんでいました。
横浜から来たという男性は「アンテナショップを巡るのが好きなので、オープンに立ち会えて光栄です。戸越銀座の街並みに合っていて、地域おこしに今後も頑張って欲しいですね」と購入した焼き鯖寿司と干しわかめを手に、うれしそうに話していました。