在東京ブラジル連邦共和国総領事館職員が防災体験館で防災訓練を実施

更新日:令和5年5月10日

救急救命訓練
防災課長があいさつ シアタールームで映像を視聴 初期消火訓練
消火栓による放水訓練 要救助者避難誘導訓練 車いす操作訓練
AEDの使い方を説明 避難VR体験 地震体験車に乗車

 在東京ブラジル連邦共和国総領事館(東五反田1-13-12)の職員ら計35人が令和5年5月9日(火)と10日(水)の2日間、しながわ防災体験館(区役所防災センター2階)で防災訓練を行いました。

 5月9日(火)はカルロス・ヴェリョ領事やマテウス・フェルナンデス・シャビエル領事ら18人、5月10日(水)はエリカ・ワタナベ・パトリオッタ代理領事ら17人が来館し、初期消火体験、応急救護(AED)体験、火災発生時の避難VR体験、地震体験車など、災害発生時に起こりうる危険や対処方法を学びました。

 はじめに、防災課長が「地震を防ぐことはできませんが、あらかじめ備えることで被害を軽くすることはできます。さまざまな体験ができますので、たくさん学んでいただければ幸いです」とあいさつしました。

 シアタールームでは、東日本大震災や阪神淡路大震災の様子などを収めた動画を英語字幕付きで視聴。皆さん真剣に画面に見入っていました。続いて、訓練用消火器を使用して日本の消火器の使い方を学んだほか、屋内消火栓を使用した放水訓練を実施。「火事だー!119番!」と大きな声を出しながら、消火に挑んでいました。
 要配慮者の避難誘導では、体の不自由な人を車いすに乗せて避難する訓練を実施。ベッドに横たわる人形を用いて車いすに乗せる体験や、2人1組になり車いすを操作する際に気を付ける点などを学習しました。
 応急救護体験では、心臓マッサージ体験のほか、AEDの使用方法を学習。また、火災発生時の避難VR体験では、リアルな映像を通して火事の怖さを体験しました。
 最後に地震体験車で震度7の地震を体験し、防災訓練は終了しました。

 エリカ・ワタナベ・パトリオッタ代理領事は「とても重要な体験でした。職員にとっても、重要な訓練になったと思います」と話していました。