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令和5年度品川区・区内三消防署合同水防訓練を実施
更新日:令和5年5月13日













品川区と消防署・消防団などとの合同水防訓練を、令和5年5月13日(土)にしながわ中央公園多目的広場(西品川1-27)で実施しました。
この訓練は、台風および集中豪雨等の時期を前に、関係機関が連携し、近年激甚化する風水害発生時の被害を軽減することを目的に実施。品川区内各消防署、品川区内各消防団、自衛隊、品川建設防災協議会、都立大崎高等学校防災活動支援隊など、総勢約300人が参加しました。
今回は、発達した大型台風の接近に伴い、目黒川に溢水の危機が迫る中、自主避難施設の開設後、区内各地で雨水の影響による土砂崩れや、家屋・駅舎の浸水被害が発生したと想定。区・消防署・消防団・関係機関が連携した水防工法のほか、協定事業者による物資輸送活動や清掃事務所による災害廃棄物処理活動などがあり、参加者は日ごろの訓練の成果を発揮し、それぞれの場面で対応していました。
また、初めての試みとして、会場を聴覚障害者団体の方々が見学。皆さん、手話を通じて訓練の内容を確認していました。
訓練後の講評で、森澤区長は「本日訓練に参加された皆さまが、連携して活動している姿を目の当たりにして、大変心強く感じました。区民・事業所の皆さまの安全・安心を守るために、これからもご協力をお願いします」と語りかけました。
また、同日、避難施設開設訓練を区内4つの学校で実施。
第三日野小学校(上大崎1-19-19)では、体育館を一般避難者専用スペースとして、避難者のプライバシーを守ることができるパーティションを設置したほか、要配慮者スペースや、新型コロナウイルスの症状がある避難者専用スペースなどを開設しました。
訓練会場には伊崎(崎の字は正しくは山に竒)教育長や森澤区長が視察に訪れ、職員に労いの言葉をかけるとともに、訓練の成果を確認しました。
また、訓練会場を地域の自治会・町会の方のほか、視覚や聴覚に障害のある方もガイドヘルパーや手話通訳者とともに見学。災害時の避難所生活を確認しました。