命の大切さを学ぶ「ますつかみ大会」開催

更新日:令和5年5月20日

魚をおいかける子どもたち
  
   
  
  

 三木小学校(西品川3-16-28)で令和5年5月20日(土)、「ますつかみ大会」が開催されました。

 この行事は、三木小学校の子どもたちが「実際に生きた魚を見て、自分の手で捕まえて、さばいて、焼いて食べる」という一連の流れを体験し、命の循環や大切さを知ってもらうことを目的に実施。
 在校生の父親たちで組織される「父親倶楽部」が企画し、今年で9回目を迎えました。

 今年は、同校1~6年生の希望者約240人が参加。
 最初に、父親倶楽部 小橋会長が「泳ぎ回っているマスを捕まえるのはとても難しいです。チームプレイで頑張ってください。また、今回は捕まえたマスを焼いて食べます。命をいただくということはどういうことなのか考えながら取り組んでほしいです」と子どもたちへ話しました。
 
 その後、いよいよ「ますつかみ」の開始です。子どもたちは裸足になり、校庭に設置された特設プールに入ると、いきおいよく泳ぐ魚で、一生懸命追いかけていました。初めは泳ぎ回るマスに苦戦していましたが、マスを端に追い込み、別の子どもが捕まえるなどチームプレイを発揮。プールに放たれたマスを3分間という短い時間ですべて捕まえたチームも多くありました。着替えた後は、捕った魚が実際にさばかれる様子を見学。命をいただく大切さを学びました。その後、炭火で焼く体験です。子どもたちは食材を無駄にしないよう、魚に集中し焼いていました。焼きあがったらいよいよ実食です。昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響からその場で魚を食べることはできませんでしたが、今回はその場で実食。特設の飲食スペースに座り、自身で捕まえ、焼いたマスを子どもたちはおいしそうに食べていました。

 参加した6年生は「昨年はその場で食べることはできませんでしたが、今回は焼きたてで、とてもおいしかったです。今回のますつかみを通して命をいただく大切さを改めて実感しました」と話していました。