2023品川区民春のコンサート(第61回品川区民管弦楽団定期演奏会)

更新日:令和5年5月20日

2023品川区民春のコンサート演奏中の写真
桑田歩先生を悼む 桑田先生追悼演奏 指揮者の高山美佳さん
観客が演奏を聴いている様子 演奏風景 演奏終了
 
 2023品川区民春のコンサートが、令和5年5月20日(土)スクエア荏原ひらつかホール(荏原4-5-28)で開催されました。
 このコンサートは、品川区と品川音楽文化協会が共催。品川区民管弦楽団の演奏会として毎年春と秋に開催されています。
 
 品川区民管弦楽団は、昭和37年(1962年)に設立され、今年で61周年を迎えたアマチュアオーケストラで、メンバーの年齢層は大学生から80歳まで幅広く活躍されています。
 
 今回は、本年4月5日に逝去された品川区民管弦楽団のチェロトレーナー桑田歩先生(元NHK交響楽団首席代行奏者、新日本フィルハーモニー交響楽団首席奏者)への追悼と感謝の気持ちとして、開演前に「モーツァルト『アヴェ・ヴェルム・コルプス』弦楽合奏版」が演奏されました。演奏前後の拍手は控えられ、会場は一体となって桑田先生を偲びました。
 
 その後コンサートが開演、令和元年8月より品川区民管弦楽団の練習指揮者としても指導に当たる高山美佳さんの指揮で、メンデルスゾーンの「美しいメルジーネの物語」ドヴォルザーク「交響的変奏曲」を演奏。
 休憩後はブラームスの「交響曲第2番」が力強く演奏され、アンコールには「ブラームス ハンガリー舞曲6番」を選曲。会場から惜しみない拍手が送られました。

 観客からは「楽しみにしていたので、迫力のある演奏が聴けてうれしいです」「生演奏が大好きなのでこのようなイベントは貴重ですね」などの感想がよせられました。
 
 なお、2023品川区民秋のコンサートは、令和5年11月18日(土)にきゅりあん大ホールで開催予定です。