親子で楽しく防災ワークショップをしよう!「無線機で配信ゲーム&ペットボトルでランタン作り」開催

更新日:令和5年5月28日

説明している様子 ゲームの様子 似顔絵
ランタンを作っている様子 シールを貼っている様子 光らせている様子

 親子で楽しく防災ワークショップをしよう!「無線機で配信ゲーム&ペットボトルでランタン作り」が、令和5年5月28日(日)、しながわ防災体験館で開催されました。

 このイベントは、親子で一緒に楽しみながら防災について学んでもらおうとしながわ防災体験館が企画。今回は「無線機で配信ゲーム&ペットボトルでランタン作り」をテーマに実施されました。
 講師は防災体験館のスタッフが務め、区内の親子6組14人が参加しました。

 初めに、災害時は電話などで連絡することが困難になるため、非常時の通信手段として無線機が役に立つことを学習。その後、実際に無線機の使い方を教わりながら、参加した子どもたちは無線機を使用した自己紹介に挑戦していました。

 次に行われたのが“でんごんにがおえゲーム”です。これは別室に移動したひと組の親子が好きな顔の絵を選び、他の子どもたちがトランシーバーで特徴をたずねながらバラバラの顔のパーツを組み合わせて同じ顔を作り上げるというもの。初めは戸惑っていましたが、だんだんと使い方に慣れてきて、正解を連発。参加者は大喜びで拍手していました。
 その後「ペットボトルでランタン作り」に挑戦。半分に切って好きなシールを貼ったペットボトルの中に小さな懐中電灯を入れ、そこに水の入ったもう一本のペットボトルを重ね災害時用のランタンを作りました。照明を消し、暗くなった室内で、自分たちの作ったランタンの灯りが水の作用でより明るく広がる様を見て、子どもたちは不思議そうに見入っていました。
 最後に、「災害時のトイレ」について学習。仮設トイレの衛生面の問題点や、「携帯トイレ」の必要性を学びイベントは終了しました。

 初めて参加したという親子は「仕事が忙しく、娘と同じことをして触れあう機会になればと応募しましたが、普段気にしなかった“防災”について一緒に楽しく学べて良かったです。また参加したいですね」と、親子揃って笑顔で話してくれました。