品川区国際友好協会で「日本文化教室 ~生け花をまなぶ~」を開催

更新日:令和5年6月2日

生け花と向き合う参加者たち
先生に教わりながら1本ずつ生ける 講師の小林先生 笑顔で花を生けていく
先生に教わりながら生ける 真剣な表情で作業する女性 真剣な表情で花と向き合う女性
他の人の作品を祈念に撮影 笑顔で交流する参加者 自分の作品と笑顔で記念撮影

 「日本文化教室 ~生け花をまなぶ~」の1回目が、令和5年6月2日(金)に品川区国際友好協会(区役所第三庁舎4階)で開催され、13人が参加しました。

 この教室は、地域で生活する外国人の皆さんに、楽しく日本文化を理解するきっかけにしてもらおうと、国際友好協会が主催しています。今回は6月23日までの毎週金曜日 全4回、1回90分の授業を通して、「生け花」について学びます。日本語での説明と同時に、英語の通訳がついています。

 講師を務めたのは、小林 理馨(りきょう)先生。小林さんは品川区華道茶道文化協会に所属し、区内で日本の伝統文化である生け花の普及に取り組んでいます。

 はじめに、はさみや剣山、水盤など、生け花に使う道具を説明。続いて、講師が生けたお手本を見せながら、この日使用する花のギガンチウム・カーネーション・ハランについて話しました。
 その後、生ける花の順番や位置を教わりながら、はさみを入れるなど制作をスタート。ある人は大胆に、ある人は慎重に作品を作り上げていきます。講師は各テーブルを回り、一人ひとりに丁寧にアドバイスをしていました。

 全員の作品が完成した後は、お互いの作品を見て回りながら、スマートフォンで撮影するなど、参加者同士で楽しそうに交流していました。

 小林さんは最後に「生け花は、花に自分の気持ちを込めて作ると、より素敵な作品になります。残りの3回の教室でも、皆さんそれぞれの気持ちを込めて、素晴らしい生け花を作ってください」と語りかけ、この日の講義は終了しました。 

 参加した方は「先生のお手本通りに作ったのに、それぞれの個性が光る作品となっていて、面白いと思いました」「難しかったですが、日本の伝統文化を体験できて楽しかったです」と笑顔を見せていました。

 品川区国際友好協会では、地域にお住いの外国人の方を対象とした日本語教室や交流事業を行っています。

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