”走らないホッケー” ホッケー教室で「ウオーキングホッケー」を初開催

更新日:令和5年6月4日

ホッケーを楽しむ子どもたち
開会あいさつ 講師の藤尾さん ウォーミングアップの様子
選手が優しく指導 大人も子どもも混ざってプレー 笑顔でパスをする親子
エキシビションマッチ 参加者同士のゲームの様子 ゴールを決めてハイタッチ
選手からお土産をもらう子どもたち 全員で記念撮影 山下学選手と記念撮影をする親子

 ホッケー教室「ウオーキングホッケー」を、令和564日(日)に大井ふ頭中央海浜公園ホッケー競技場 メインピッチ(八潮4-1-19)で初開催しました。

 区では、東京2020大会区内開催競技のホッケーに関して、さまざまなイベントを実施しています。今回、幅広い年代の方がホッケーに親しむことを目的に、初心者でも楽しめる「ウオーキングホッケー」を初開催。ウオーキングホッケーは、走ったりスティックを振り上げたりするのが禁止されている以外はホッケーと同じルールで、子どもや高齢者も気軽に楽しむことができます。

 講師は、女子ホッケー元日本代表で、現在は品川区の職員として勤務している藤尾香織さんと浅野祥代さんのほか、品川区を拠点に活動している女子社会人クラブチーム「東京ヴェルディ女子ホッケーチーム」のメンバーと、東京2020オリンピックで男子日本代表チームのキャプテンを務めた山下学選手も所属する「フリークス東京」のメンバーが務めました。
 
 
 ウォーミングアップの後、東京ヴェルディの選手がパス・シュートを、フリークス東京の選手がドリブル・ブロックを指導する形で体験スタート。選手たちのやさしく的確な指導で、大人から子どもまで楽しくホッケーの基本を体験しました。
 その後、両チームの選手によるエキシビションマッチで試合のルールと流れの解説を受けた後、4~5人のチームに分かれてゲームを体験。参加者は真剣そのもので、思わず走り出してしまう人もちらほら。最後はみんなで集合写真を撮影し、教室は終了しました。


 藤尾さんは「ウオーキングホッケーは、ヨーロッパでは年配の方や体力に自信のない方にも親しまれ、体力の維持や向上、そして地域の人々のコミュニケーションの場としても親しまれています。品川区にもウオーキングホッケーを根づかせていきたいです」とこれからの展望を語っていました。

 参加した親子は「普段子どもと一緒に運動する機会もないので楽しめました」「ホッケーは初めてだったけど、楽しかった。また参加したいです」と話していました。