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「パペレシアル品川のブラインドサッカー体験会」を開催
更新日:令和5年6月11日
「パペレシアル品川のブラインドサッカー体験会」が令和5年6月11日(日)に第二延山小学校(旗の台1-6-1)で実施されました。
ブラインドサッカーとは、いわゆる「見えないサッカー」。ゴールキーパー以外はアイマスクを装着し、音の出るボールを用います。フットサルをもとに考案され、感覚を研ぎ澄ませ、声や音、仲間を信じる気持ちを頼りにプレーを行います。
このイベントは、ブラインドサッカーの認知度向上を目的として開催され、小学生の親子40人が参加。パペレシアル品川からは佐藤良太選手、寺西一選手、笛木翔太選手、藤原幸紀選手、若尾将大選手の5名と、三木俊彦ガイド、小島雄登監督の総勢7名がコーチを務めました。
パペレシアル品川は品川区をホームタウンとするブラインドサッカーチーム。「パペレシアル」という名前は、スペイン語で「欠かせない役割」を意味する「papel esencial」と「特別な役割」を意味する「papel especial」を合わせて「特別な欠かせない役割」という意味を込めたもの。ブラインドサッカーを通して互いの存在を認め、個性を活かし合い、支え合える社会の象徴となることをチームのビジョンやミッションとしています。
体験会はパペレシアル品川のメンバーの自己紹介から始まり、まずはアイマスクを着けて準備体操。2チームに分かれて声をかけ合いながら動く練習をしました。
続いて、選手のアドバイスを受けながらシュート練習などを行い、見えない難しさやチームワークの大切さ、ブラインドサッカーの楽しさを学びました。
その後、2対2の模擬ゲームが披露され、ボールを自由自在に操る選手に、参加者は歓声を上げ、拍手を送りました。
選手たちに「ボールの中には何が入ってるんですか」「相手の選手に触れるのはだいじょうぶなんですか」「キーパーが目隠しをしないのはなぜですか」「目が見えない状態で、どうやってドリブルなどの練習をするのですか」などの質問が寄せられ、丁寧に回答、解説をしていました。
最後に全員で記念撮影。子どもたちは選手たちに握手でお礼を伝えていました。
体験した親子は「一般の競技と違って音や指示を頼りに動く競技に参加して、良い経験ができました」「自分の足元も見えない緊張感の中、指示してもらわないと動けないし、むずかしかったけど、楽しかった」と感想を話していました。