伝統工芸の体験「畳のコースター」を開催

更新日:令和5年6月13日

完成した畳コースタを持つ二人の男性
会場広め 講師の松井さん メモを取る手元
畳コースタづくりスタート 畳の香りをかぐ女性 サポートする剱持会長
指導する講師と教わる参加者 畳の周りにシールを張る様子 完成品を持つ女性

 伝統工芸の体験教室「畳のコースター」を、令和5年6月13日(火)に中小企業センター(西品川1-28-3)で開催しました。

 この体験教室は、品川区伝統工芸保存会会員が講師となり、伝統工芸に触れることで、その素晴らしさを知るきっかけとすることを目的に企画。
 品川区には江戸時代から続く伝統の技が今でも根付いており、その職人たちが集まって品川区伝統工芸保存会が昭和63年に発足し、現在、21人の会員がいます。
 
 この日、畳のコースター製作を指導したのは、同会会員で、畳職人の松井 雅治(まさじ)さん。
 はじめに、畳のつくり方や大きさが時代の移り変わりとともに変化していることなどを説明しました。
 続いて、熊本県八代市産のい草を使用した畳でコースターづくりを体験。カッターで切りながら大きさと形を整え、模様のついたテープを周りにしっかり巻き付ければ、「畳のコースター」の完成です。

 参加者は「い草の良い香りがしました。気分が落ち着きます」「家に畳がないので、久々に触ることができて楽しかったです。これから暑い季節になるので、畳のコースターの上に涼しげなグラスをのせて、麦茶を飲みたいです」と笑顔で話していました。