スケルトン車での環境学習を荏原保育園で実施

更新日:令和5年6月16日

スケルトン車で全員で記念撮影の写真
 職員から説明を聞いているところ 職員の説明でグーの指をしているところ 親指でボタンを押しているところ
 スケルトン部分を見ているところ 乗車体験 最後のまとめを聞いているところ
 職員の説明を聞いている園児 真剣な表情の園児 両手でマルをつくっている園児

 中が透けて見えるごみ収集車"スケルトン車"などを使った環境学習を
、令和5年6月16日(金)に荏原保育園(荏原2-16-18)で開催しました。

 この学習は、清掃車のしくみが分かるように改造した”スケルトン車”のごみの積み込み体験や、ごみ・資源の分別ゲーム、リサイクルの話などを通じて、子どものころから環境に対する意識をもつことを目的として品川区清掃事務所が企画。幼稚園や保育園の園児、区立学校の児童を対象に平成14年度から実施しています。当日は年長組の園児22名が参加しました。

 はじめに"スケルトン車"へのごみの積み込み体験を実施しました。青空のなか、園児たちは普段見ることのできない”スケルトン車”に興味津々。
 区の清掃事務所職員から、体験するごみ収集の手順を聞いた後、最初に園児たちはごみを投入口にのせ、親指で積み込みボタンを押しました。その後、車体のスケルトンの部分を覗いて、積み込まれたごみが溜まっていく様子を確認。最後は、普段では体験できない清掃車の助手席に乗車し、上部の前方のモニターでごみが積み込まれている様子を真剣に見ていました。
 園児たちは「楽しかった」「はじめて見た」などと話していました。

 続いて、同職員が”ごみとリサイクルの話”について、〇×クイズ形式で講義を実施しました。日常生活で身近な魚の骨やフライパン、牛乳パック、ペットボトルなどを題材にして出題。職員のヒントも交えながら、園児たちは両手を上に挙げて「まる」と答えていました。
 
 最後にごみ収集車のペーパークラフトを園児たちにプレゼントをし、「リサイクルよりももっと大切なこと。ごみを出さないことと、ごみを減らすことを一番に考えてください。まずは今日から好き嫌いをしないようにご飯は全部食べてください。そうするだけでごみが減ります。おもちゃが壊れても修理して使ってください。ごみになるものをひとつでも多く減らしてください」と話すと、園児たちは声をそろえて大きな声で「はい」と答えていました。
 園長は「みんなすごく興味津々で、ごみ収集車のことをじっと見ていました。すべては興味から始まることだと思いますので、開催してよかったです」と感想を述べていました。