一般社団法人ヤングケアラー協会代表理事が区長表敬訪問

更新日:令和5年6月28日

記念撮影の写真
宮崎さんが話している様子 小林さんが話している様子 懇談風景

 一般社団法人ヤングケアラー協会の代表理事 宮崎 成悟さんと、同協会の看護師兼公認心理師 小林 鮎奈さんが令和5年6月28日(水)に区役所を訪れ、森澤区長と懇談しました。

 区は4月1日より、同協会へヤングケアラー支援にかかる一部を業務委託し、宮崎さんと小林さんの2人をヤングケアラーコーディネーターとして子ども家庭支援センターに配置。2人は全国的にも珍しい自身がヤングケアラーだった経験を持つコーディネーターで、ヤングケアラーや、30代までの若者ケアラーからの相談を受け付けるほか、区内の学校や病院を訪れて授業や講演などを行うなど、ヤングケアラー支援に注力しています
 
 宮崎さんは「品川区のように、コーディネーターに直接相談できる環境が整っているのはすごく良いことだと思います。1人でも多くの方の悩みを解決していきたいです」と、小林さんは「実際に学校へ足を運んで話をして、先生や生徒の方にヤングケアラーのことを知ってもらう活動が大事だと思います。そして社会の認知が深まっていくことが重要だと思います」と話しました。森澤区長は「色々な活動をしていただき心強いです。できるだけ早い段階でさまざまな形でサポートし、接点を持つことが大事なことだと思います」と応えました。

 区では7月3日より「品川区ヤングケアラーサポートLINE」を開始するなど、ヤングケアラーに対する支援を拡充していきます。