校舎を見学できるラストチャンス 「第四日野小学校 校舎おわかれイベント」

更新日:令和5年7月8日

ありがとうと書く児童
ハートを書く児童 ありがとうのメッセージ 絵を描く児童
桜を描く卒業生 卒業生の作品 メッセージを書く卒業生
スクールコーディネーターと話をする福島さん 話を聞く福島さん 新校舎の模型

 改築工事が進む第四日野小学校で、令和5年7月8日(土)と9日(金)の2日間、校舎おわかれイベントが行われ、在校生や卒業生、保護者など、両日あわせて約1,200人が参加しました。

 第四日野小学校は、大正14(1925)年に開校。昭和49(1974)年に改築工事が終わり現在の校舎となりましたが、施設の老朽化に加えて、就学人口の増加による教室不足などに対応するため、令和8年秋の完成をめどに、新校舎の建築工事が進んでいます。

 新校舎へ引っ越すにあたり、旧校舎への感謝の気持ちを、メッセージや絵で伝えるために今回のイベントを企画。旧校舎2~3階の廊下に張られたスタジオペーパーに、在校生や保護者、卒業生、地域の皆さんが、思い思いにメッセージや絵を描きました。廃棄予定のスタジオペーパーを有効利用することで、SDGs「目標12 つくる責任、つかう責任」に寄り添うイベントとなっています。

 在校生は「今まで通った校舎がなくなるのは寂しいですが新校舎も楽しみです。校舎内に絵を描く機会はないので、とても面白いです」と感想を話し、卒業生は昔話に花を咲かせながら「親子三代で第四日野小学校に通っています。旧校舎も名残惜しいですが、新校舎ができる様子を毎日見ているのでワクワクもしています」と、述べていました。

 スタジオペーパーを提供したのは、目黒駅近くにあるスタジオEASE。代表の福島 澄男さんも同校を訪れ「思いっきり大きな絵を描くことは、子どもたちにとっていい思い出になると思うので、活用できてよかったです」と話していました。

 あわせて、新校舎の建築模型も展示され、旧校舎への感謝と新校舎への期待を同時に感じられるイベントとなりました。